画像は平成2年(1990)5月に創刊された「釣りサンデー」の専門誌「ちぬ倶楽部」の記念すべき創刊号と2号です。

書店の釣り本コーナーに置かれていたこの本をたまたま見つけ、手に取ってページを捲ってみると内容が面白そうだったことから購入しました。

それまでは一部の書籍を除いて関西系の出版社が発行する本を購入したことはあまり無かったのですが、この「ちぬ倶楽部」を初めて読んでから、近畿以西のチヌ釣りに関心を持つようになり、釣りサンデーの発行が終了するまで一度も欠かすことなく、10年以上定期購読しました。

あらためて創刊号を読み返してみると、「磯釣り」では徳島の名手「井内政宏さん」、九州を代表したチヌ釣り名人「故・高園満さん」、ウキメーカー「釣研」の「田中釣心さん」、私の地元千葉県の名人で「遠矢ウキ」の「遠矢国利さん」などの他、「ヘチ釣り」や「かかり釣り」の名手が多く登場しており、残念ながら現在では鬼籍に入られた方々の名前も多く載っています。

後に私のチヌ落とし込み釣りの師匠になった「チヌ無敵の落とし込み」で有名な「中村正秋名人」が田中釣心さん、当時の「週刊釣りサンデー」の編集局長「今井浩次さん」のお二人と対談されている記事も掲載されています(写真を見ると皆さん若かったですね・・・笑)

なかでも面白かった記事が現在では当たり前になった「チヌのルアー釣り」が紹介されていて、そのタイトルが「本当だった~~~~ルアーでチヌ」というもので、当時はルアーでチヌが釣れるなんで考えられなかったんでしょうね。

だけど・・当時から千葉県あたりではルアーで黒鯛(関東ではチヌをそう呼ぶ)が釣れるということが一部の釣り人のあいだで結構知られていて、事実、私も房総半島の「館山湾」でシーバス狙いのルアー釣りをやっていたとき、50センチ近いチヌを釣り上げたことがありました。

 

この本を初めて読んでから36年という長い歳月が経過しましたが、当時紹介されていた釣り方や仕掛けを見ると、それほど現在と変わっていないんですね。

独学でチヌ釣りを覚えた私にとってこの「ちぬ倶楽部」は私の釣りのお師匠さんでした。