「ハルキくん、学生時代からずっと好きです!」
ナオの真っ直ぐな告白は、ぶれる事なくハルキの胸に届いた。
「ありがとう。だけど……」
ハルキが何か言い掛けるのを制するように、ナオはさらに話し続けた。
「ずっと胸に秘めていたの。それにリサとは今も親友だと思っているし。だから多分、ハルキくんにこんな気持ちを伝えることなんて、一生ないだろうと思っていたから……」
ナオの言葉を、ハルキもリサも否定する事など出来なかった。
「うん。ナオちゃんが好きになってくれて嬉しいよ」
ハルキの話し方は少しまだ驚きを引きずって見えた。
「でもね。多分、ハルキくんとリサの仲良さそうな姿を見て、私は憧れて来たの」
ナオの言葉でハルキとリサが顔を見合わせた。
「リサはどうしてハルキくんじゃなかったの?」
「ちょっと止めてよ。ナオ。ハルキが変に思うよ!」
するとナオがハルキを見つめた。
「向こうにまだ彼女なんていないでしょう?わかるよ、私。だって幼なじみがこんなにキレイなリサで、無意識にでも比べない方がおかしいよ」
ナオを見ていたハルキが視線をリサへ動かした。
「リサはどうなの? そのままで後悔はないの?」
ナオに見つめられて、リサがゆっくりと顔をあげた。