こんにちは。
春の陽気、大黒屋質池袋サンシャイン通り店から店長が更新します。
本日は比較的暖かく春の陽気ですね。
おかげさまでいつも以上に鼻がむずむずしております。
本日は3月11日。
東日本大震災からちょうど10年。
あのとき私はちょうど大学4年生。
就職前、最後の春休み。
運動不足解消の為、近所の公園をランニングしていたところ。
急にフラついてしまい、周りの木々を見ると風もないのに大きく揺れていた記憶がございます。
私の住んでいた東京市部では震度5。
自宅に帰ると両親が真剣な顔でテレビを見ていたのを思い出します。
私が今まで生きてきた中で最も記憶に残る災害となりました。
震災でお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りし、被災された方々には心からお見舞い申し上げます。
さて、今日モデルなってもらう時計はこの子↓
現行のGMTマスターⅡですね。
Ref.126710BLNR。
2019年に116710BLNRの後継機種として誕生したモデル。
先代からの大きな変更点はやはりブレスレット。
オイスターブレスからジュビリーブレスに変更となりました。
ムーブメントで最も顕著な変更点はパワーリザーブ。
約2日巻き～約3日巻きとパワーアップしております。
GMTマスターが他のモデルと大きく違う点は今回のモデルで言うところの青いGMT針。
長針、短針、秒針に続く4つめの針と言えます。
もちろんデザイン性もある訳ですがそれ以外に重要な役割がございます。
GMTマスターの名前の由来ともなる「GMT」。
GreenwichMeanTimeの略称となりますね。
一般的にGMTといえば、軽度0に位置するロンドンのグリニッジ天文台を通る子午線を基準とした、世界標準時のこと。
時計の「GMT」は少し意味合いが変わってきます。
24時間針と24時間表示の回転ベゼルを使用し二か国の時間を知ることのできる機能を呼ぶのです。
基本的にはホームタイム+GMT針がローカルタイムで第二時間帯までを設定することが多いですね。
最も私の場合は24時間計として使うことが多いですが。笑。
海外に行かないので。笑。
ちなみにほぼ同意の呼び方で「UTC」と言うものもあります。
こちらはUniversalTimeCoordinatedの略称。
IWCの時計等で使われることが多いイメージです。
GMTが天文学を標準時刻とするのに対し、UTCは人工的なセシウム原子時計を標準時としています。
同じものと思って頂いてほぼ問題ないです。
販売店舗であればご来店いただければ時計を動かしながら説明可能なのですが…当店は質・買取専門店なので実物でのご案内ができず申し訳ございません。
もしお持ちの時計の操作がわからない、内部の調子の状態を知りたいなどのお問い合わせもできる限りお答えさせて頂きますので是非お気軽にお問合せください。
それではまた、次回！
※当店は池袋サンシャイン通り4Fの店舗でございます！
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