皆さん、こんにちわ。

 

毎日暑くて参りましたね。7月の中旬から8月の初めにかけて、暑さにやられて仕事が出来るような体調ではありませんでした。

 

現在は最高気温がひと頃より下がった為、また慣れなんでしょうか、仕事の出来るコンディションになってきました。

 

さて、ネタも余り代わり映えしないんですが、、、先日の記事のランクルBJ46Vと昨日新規で入庫したランクルBJ41Vのことでも書きますか。。。

 

BJ46Vはフロントハブ&ナックルのベアリング類全交換のフルオーバーホール。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブレーキキャリパーもピストンも含めてオーバーホール。

 

 

ブレーキパイプなんかもフレアナットが膨らんで使い物にならなものは以前は修正していましたが、部品として出るものは即交換です。部品供給があるうちに買っておくのが鉄則です。

 

 

 

大分減っていたブレーキローターも交換。

 

リヤドラムブレーキはカップキット交換&減っていたライニング全数交換。

 

 

リヤデフは、、、ドライブピニオンのベアリングがうちのプーラーでは抜けないので工具待ちです(サイドベアリングは外しました)

 

現在、ラジエーターロアホースがエンジン前側のボルトに干渉しているので、干渉しないようにやり直します。当然ですが、ラジエーターホースはエンジンが回転しているときは水温が上がり、水の体積も増します。圧力も上がり、ホースはパンパンに膨れます。そこに突起物(ボルト)があり、エンジンは振動していますので突起物も振動してますよね。やがてホースぶち抜けて、クーラント漏れますよね?

 

 

 

パワステ、クーラー、5速、エンジン載せ替え車(14BT)ですから、普通の40系の車両からしたら、エンジンルームぎっちりしてます。加えて改造フロントカウルがあるため作業性が悪いので、オーナーさん呼んで外すのを手伝ってもらいました。

 

改造車はノーマル車の何倍もリスクがあり、整備性も悪いです。

 

だからこそ、こういう危ういところを一つづつ探して修正していくんです。

 

「付いていればOKだろ」なんて気持ちで乗っていたら長くは維持出来ません。

 

壊れる度に大枚はたいて修理していくんですか?それじゃ、いくらお金があっても続きません。

 

大きく壊れる前に対処していくことがベターだと思います。

 

このBJ46Vの作業はまだまだ続きます。

 

 

 

続いて、昨日入庫のBJ41Vですが、、、インスタグラム(daikokuya0712で検索してみてください)には動画も載せましたが、結構駄目なところあります。最近結構な金額で購入された個体ですが、、、現在はそういう価格帯の車になってしまったのですから仕方のないことですが、適当整備や手抜き整備で販売している業者も多いです。

たくさん酷い車を見てきましたし、尻拭いの修理もしたこともあります。

 

残念ながら、巷のどの車屋さんでも出来るような車ではありません。もし永く乗りたいのでしたら、オーナさんご自身でメンテナンス出来るようになるか、出来る人を探してやってもらってください。

 

こんなの、スキルのある人がやる外し方(たがねやハンマーで叩きまくる)ではありません。

 

 

アッチもコッチも叩いている場合ではありませんよ?修正するのにどれだけ手間が掛かるか、、、部品が出るなら即交換ですが、既に生産中止です。

 

本来やらなくてもいいような作業(他人のやった作業の手直し)に追われ、日々シコシコやっている私です(苦笑)

 

脱線しましたね。

 

噴射ポンプのオーバーホールもリクエストされているんですが、赤〇のところ、、、

 

エンジンオイルを噴射ポンプに供給する(潤滑させる)パイプなんですが、腐食もアレなんですが、バンジョーボルトのワッシャーが青?怪しさ満点です。

 

ここは通常銅ワッシャーが入ります。

※黒いワッシャーは軽油ホースのバンジョーボルトに使います

 

また、記録簿から整備歴を紐解いていくことも私はするんですが、、、A社8LとB社5Lとエンジンオイル交換のオイル量に3Lも誤差があります(笑)

 

なんて適当なんでしょう、、、

 

それとアンチスモーク(黒煙抑制剤)入れるのは良いとして、まず最初にエアクリのエレメントがこれでは・・・たかだか数千円ですよ?交換してくださいよ。

 

 

また脱線してしまいましたね。。。

 

今回も色々あり、長丁場になりそうです。

 

前回同様カルテ形式で書くと膨大な量になり時間も掛かりますので、明日お客さんに直で見て頂き、相談、擦り合わせなどする予定でいます。

 

今回はココまでです。

 

ではでは~また。