皆さん、おはようございます。

 

今週末は私の住む茨城県は雨模様です。釣りにも自転車ライドもバイクに乗ることも出来そうにありません(泣)

 

最近週末の度にこんな感じで嫌になります。だからと言って、昼間から飲んだくれるわけにもいきませんし。。。

 

さて、気を取り直して書いていきます。

 

前回からの続きです。こういう画像で〆ましたよね?

ボールジョイントはグリス切れを起こすと、金属同士が接触してますから、当然擦れます。摩耗してボールが減り、ガタガタになります。そしてやがて外れます。

 

ボールジョイントブーツ破れで、その都度ブーツだけ交換は自然の流れですが、、、ブーツが破れてグリスが飛んで、水や土、泥、ゴミの侵入で、、、あっと言う間に摩耗していきます。

 

他の方のブログに参考になる記事がありましたので読んでみてください(私、その方の回し者ではありませんけど)

ロアアーム ボールジョイント抜け:BILLYS BLOG (hida-ch.com)

 

安価に直したいからブーツ交換が常態化してますが、ブーツ交換も1~2回したら次はボールジョイントASSY交換くらいの気持ちでいた方が良いです。勿論ボールの状態(動き)を確認して判断して頂けたら幸いです。摩耗してくると軽く動くようになります。更に摩耗してくるとクリアランスが大きくなりガタついてきます。出来るならガタつく前にASSY交換をお勧めします。その部品の寿命ギリギリまで使うのはお勧めしません。運行中舵取り操作が出来なくなったら超危険です。何事も余裕をもって対処対応(部品交換)した方が無難です。

 

ということで、新品供給のある部品は交換します。リレーロッドは国内は生産中止、在庫無し。海外からも取れなかった(左ハンドル用とかはあるんですが、品番が違い、止めておきました)ので、状態を確認してブーツ交換をしておきました。

タイロッド、ドラックリンク関係のボールジョイントは交換しました。

序にステアリングダンパーも新品が出ましたので、交換します。。。が、まっ、想定内ですが車上では外れず、、、センターアームを外して作業しました。

センターアームを外したら、フレームの取り付け部は要確認です。

 

ここにクラックの入っている個体は結構多いです。

ここ、結構薄いんです。

それとネジ山も修正しておいた方が無難です。

 

何で?って、、、

こんなのが付いているんですから(泣)

 

ボルトナットは勿論交換です。こんなとこケチっていたらロクなことになりません。

※センターアームのガタの点検もしておきましょう

 

それと変態の先生方はこういう部品も作ってしまいます。

これは厚みがあって良いですね。いちいちクラック部分を溶接しているくらいなら、そこだけ交換(要溶接)してしまった方が安心です。

 

 

そういうわけでこんな感じになります。

 

 

今回は舵取り装置、特にボールジョイント関係の記事を書きました。

 

正直なところ、作業する側の人間として言わせて頂くと、ボールジョイントASSYで交換するとブーツ交換より高額になりますし、トー調整、ハンドルのセンター位置調整などあるので面倒なこともあります。。。が、不安要素が減るのでお勧めはします。

 

今回はココまでです。

 

ではでは、また。