みなさん、こんにちわ。

 

週末ですが、如何お過ごしでしょうか?私の住む茨城県某所は朝から雨降りで季節が逆戻りしたんじゃ?的な寒さです。

 

さて、前回の続きを書いていきます。

 

トランスファのオイル漏れの記事でしたね。

 

で、今度はドランスファのリヤ側の画像を載せます。

トランスファオイルが垂れています。。。

 

前の記事を読み返してください。

 

こんな画像がありましたよね?

 

 

漏れているところは赤〇の部位からです。

 

トランスファアイドラギヤシャフトの後端のゴムのOリングが劣化して、そこから漏れているんだと思います。

 

前にも書きましたが、ゴム関係は経年劣化して硬化したり、弾力を失い切れてしまったりします。また定期的なオイル交換をしなければゴムにも影響します。まっ、仕方ないと言えば仕方ないです。

 

いずれにせよ、トランスファは要メンテ案件です。

 

このシャフトもベアリングも画像の様に荒れているとは思います。

 

35万キロ弱走行の機械です。開けて見れば、それなりの状態であることは容易く想像出来ます。

 

続いて、、、

ハウジングの合わせ面からじわ~っとキテいるようです。

 

前の記事の画像ですが、合わせ面から漏れると、当然ハウジングガスケット(図面の赤い品番)交換(面出し含む)をしないと直りませんから、結局オーバーホールになってしまいます(泣)、、とは言え、安く済ませることも出来ます。

「キチンと直す」か、「漏れなければ良い」、、、色々選択肢はあります。100点を求めなければ、それなりには出来ます。

 

続いて、、、

エンジン上部からの漏れが伝って、こういう風になることもあります。そうでない場合は、、、通常はエンジンのクランクシャフト後端に付くオイルシールからの漏れが定番です。ここはかなり滴るくらいになってからで良いのかな、と思います。だってミッション降ろさないとアクセス出来ませんから。。。

 

ピンとこない&構造が分からないという方に図面を載せておきますので、想像力を膨らませてください。

 

上の赤〇(クランシャフト後端)につきますオイルシールは下の図面の赤〇です。

オイルパンの合わせ面からのオイル漏れなど紛らわしかったり、複数の場所から漏れている場合もあるので、一旦患部周辺を洗浄してからエンジンを回して、じっくり診るのが肝要かと思います。観察することは非常に大事です。

 

私は、、、酷くない場合は、オイル交換エレメント交換+漏れ止め剤など入れて様子を見て頂くように話します。

 

上手くいけば、薬(添加剤)が効いて症状が進まないこともあります。

 

症状にもよりますが、何でもかんでも「バラしましょう~」的なことを私は言いませんので、話し合いながらやっていければ良いのかな、と思います。

 

説明のLINEやSNS(ブログ等)、メール後、一言「全部やってください」と返信されるオーナーさんもいます。ありがたいですが、プレッシャーでもあります(苦笑)「ぜ、ぜ、全部ですか?」と(笑)

 

色々書いていきましたが、こういう詳細をオーナーさんに話す車屋さん(整備屋さん)って、なかなか居ません。だって調べるのも、説明するのも超面倒臭いですもん(苦笑)

 

しかも分からない人に分かってもらうように説明しても伝わらなかったり、、、

 

それと説明出来るだけのスキルがある整備屋さんがどれだけいるか、、、

 

下回りスチーム洗浄して車検受けてきて、「完了しました~」なんて言ってるところも、、、まぁ、あります(笑)その時だけ受かっちゃえば良いんですから(遠い目)

 

世の中、色んな車屋さん、整備屋さんがいます。

 

色んなやり方があります。

 

正解なんて無いのかもしれないし、あっても一つでは無いですからね。

 

だから、面白んだと思います(笑)

 

 

話が脇道に逸れがちで長丁場になってしまい、私がパンクしてしまいますので、今日はここまでです。

 

ではでは、また。