みなさん、こんばんわ。

 

今日はもう1話書きます。結構頭がパンク気味ですが、、、

 

ステアリング編ですが、ブレーキやハブナックルと直接的or間接的にリンクしていることは前の記事で書きましたね。

 

ステアリング・・・舵取り装置はパワーステアリングポンプ、ステアリングギヤボックス、油圧の配管類、リレーロッドやタイロッドなどのリンク類、それとステアリング(ハンドル)やコラムシャフト等で構成されています。

 

点検・・・基本的にはパワステフルード(パワステオイル)の漏れの有無、ポンプやギヤボックスの唸りや異音、引っ掛かり、アームのガタ、リンク周りのガタ等を診ます。

 

で、今回試運転もしましたし、下回り等を点検もしましたので取り敢えずフルード漏れやポンプやギヤボックスの異常も無しでしたのでOKとします。

 

只、ロッド類、とりわけボールジョイント部の緩みとか、クランプの取り付け方など厳密に言うとNGです。

 

 

ロッドの切れ目にクランプの口を合わせないと駄目です。キチンとロックになりません。マニアックですか?(苦笑)

これが正解です(笑)※別のランドクルーザーです

 

それと左右タイロッドエンド角度がNGです。

左右の角度(既定の角度範囲がありました)を出来るだけ合わせないと良くありません。

 

安価にボールジョイントブーツだけ交換も良いんですが、ブーツ交換だけしているとボールジョイント部のボールがやがて減り、痩せ、ボールの受け内(台座内)で緩くなって、やがてガタガタになり、ボールジョイントが外れます。非常に危ないです。

(※Instagramボールジョイントの緩い状態やガタの動画を載せてあります)

 

旧車や過走行車は特にですが、1度リセットの意味もありますのでエンドASSY交換がお勧めです。

 

 

タイロッドばかりでなく、リレーロッド、ステアリングダンパーなどボールジョイントで取り付けられていますので、一度総点検、総メンテをしたいところです。

 

案外こういうところが疎かな車両が多いです。

 

ランドクルーザーはタフだと言われますが、メンテナンスをキチンと受けているランドクルーザーだけがタフなんだと思います。

 

所詮機械です。他車種とは構造云々はありますが、そんなに特別視をするのは危険です。

 

そういうことで今回はここまでです。

 

次回もご期待ください。ではでは~