皆さん、こんにちわ。

 

昨夜帰宅は午前様、am3時過ぎに就寝だったので、、、今日は昼間近に事務所へ。

 

昨夜は結構頑張りました(笑)

 

さて、前振りが長いとアレなんで、さっさと始めていきます。

 

いよいよ、駆動系。そして最終章はエンジン関係を予定ではいます。

 

 

 

 

アンダーカバーを外したところ、、、大分オイリーでした。

 

また、3枚目の画像の指差しているところが4枚目の画像の赤で囲った部分(アルミ)に接触していたらしく、アルミが大分擦れています。

 

オイル漏れなんですが、、、ここまで全体的にオイリーだと、漏れている箇所の特定は簡単には分かりません。そういう時は一度下回りを清掃して、暫く乗ってもらった方が良いかもしれません。

そうすれば、ある程度特定出来ます。

 

記録簿にはミッションオイル、トランスファオイル、デフオイル全交換されています。ドレン周辺に滴が、、、ドレンパッキン再使用?それとも上から?

 

 

もしかしたら、、、まっ、色々考えられる場所はありますが、、、先ずはもう一度ミッションオイル、トランスファオイルの量を点検です。

 

ハウジングの合わせ面とかだと、、、今は考えないことにしましょう。それこそ大汗な展開になってしまいます(苦笑)

 

※画像はHZJ77のものです。異音修理でした。

 

一旦清掃して、様子を見る→漏れていれば、ある程度分かります。それから考えても遅くはありません。

 

 

ミッションとエンジンもオイリーですが、別々のオイルです。

 

 

通常、ミッションとエンジンの間からだとクランクリヤのオイルシールからのエンジンオイル漏れ(黒いオイルの方)が定番ですが、ミッション側は透明なオイル、、、ミッションオイルだと思います。この辺かな、、、画像真ん中(SEAL)、それとも。。。ミッション降ろせば分るでしょう。

 

ミッションもオイル量点検して、取り敢えず、清掃ですかね。

 

「じっくり診る」ってことが、何事においても大事なんです。漏れる量が多いならバラさないといけませんけど。

 

只、オイルでマウントのゴムがやられてしまうので、早期完全解決したいところです。(エンジンマウント、ミションマウントは消耗品ですから勿論定期交換推奨です)

 

続きまして、クラッチですが、、、運転させて頂いたところ、クラッチミートのポイントが。。。レリーズシリンダーはAssy交換されていいるんですが、調整が・・・

またクラッチホースは古いまま→交換です。

 

クラッチマスター側は・・・

向かって右側の黒いキャップが付いている部品ですが、、、室内側も見てみましょう。ペダルの遊びが・・・要調整です。

 

ブーツをめくるとフルード漏れしています。

 

マスターシリンダーAssy交換がベストですが、無ければインナーキット(オーバーホール)で対応です。

 

それと、気になるところ、、、トランスファオイルの注油口(フィラープラグ)付近がタガネのようなもので叩かれている打痕があります。ここは部材がアルミです。アルミは衝撃に弱いですから、これは御法度です。

まさかフィラープラグが回せなくてタガネを使用?

 

 

取り敢えず、こんなところでしょうか。。。

 

全分解、オーバーホールは解決への近道ですが、結構な金額になりますし、部品の供給がどれだけあるか分かりませんから、むやみやたらとバラすのは厳禁です(苦笑)

「バラしました」「部品の供給がありませんでした」では、目も当てられません。

色々と調べてから、検討して進めていくことが大事です。

 

それと、車のメンテは、、、結局は部品交換です。交換部品点数が多ければ、その分工賃共々お金が掛かりますから、一気にやらない。優先順位をつけてやっていくことがベターです。

 

お金が潤沢にあって、「全部直してください」というような御方なら別ですが、旧車のメンテナンスは時間を掛けて一つ一つ積み上げていくような感じで良いのかな、と思います。

 

続く。。。