皆さん、こんばんわ。

 

最近、夜の飲食の誘いが多くて太ってきました。明日もダイエットの一環として自転車を20キロほど乗らねばなりません。

 

中年になると代謝が悪く、あっという間に太りますね。。。困ったもんです(苦笑)

 

 

さて、今夜は現在入庫している車について書いていきたいと思います。

 

世の中には自分の車のことをアピールしたい人もいますが、その逆にひっそりとしたい人もいます。

 

今回のお客様は「あんまり外見は出さないでほしい」ということなので、配慮させて頂きます。

 

只、読者の方が「どんな車の話?」と思われるかもしれませんので、外装の局所を1枚だけ載せます。察してください(笑)

 

各パートごとに書いていくつもりですが、その前に、古い車に憧れ、恋焦がれて、やっとの思いで購入されたオーナーさん達に色々とお話させて頂くことがあります。

 

旧車購入はゴールではありません。次の章への始まりです。

 

車(機械)には自然治癒能力はありません。

 

乗れば消耗し、壊れもします。乗らなければ乗らないで、これまた壊れます。

 

まして数十年も前の車なら、、、尚更です(苦笑)

 

それとメンテナンスにはお金が掛かります。

 

基本的に駄目な部品を外して適正(新品など)な部品に交換です。駄目な部品をいくら捏ね繰り回しても直りません。ケチっても良いことはありません。

 

長く乗りたいなら、適宜メンテナンスを定期的に行うしかありません。

 

お金が掛かって、諦めて降りていった人も結構見てきました。

 

ディーラーの車検見積もり50万円オーバーで泣きついてきたお客さんもいました。

 

車検時に「サブタンクのクーラントが減るから、それも診て」と車屋さんに出したら、「クーラント補充しておきました」と納車時(泣)減る理由さえ調べない車屋さん・・・(遠い目)

 

 

エンジンがオーバーヒートしたり、焼き付いたりしたら、それこそエンジン降ろし&バラシなんて作業もやらないと直らない場合もあります。

※画像はBJ4♯系ランドクルーザーの3Bエンジン

 

エンジン修理はどこまでやるか、にも寄りますが、あんまり手抜き(部品の再利用とか)しても良いことありません。組むにしたって、何でもギッチリ締めちゃったり、パッキン再利用の液体ガスケットてんこ盛りだったり、、、まあ、色んな仕事を見てきました。再修理で二度手間三度手間になったら、それこそ時間の無駄です。修理に100万円オーバーなんてことだって車種によっては普通にあります。

 

また部品が簡単に入手出来ない時もあり、海外から購入したり、、、長丁場な展開になることも勿論あります。

 

前にも書きましたが、壊れる前に早め早めのメンテと壊れてからの修理、、、断然前者の方が建設的で最終的には後者より安くなると思います。重整備が少なければ安く出来ますし。

 

壊れてから修理、、、後手後手の対応は結果的に壊れた部位がその関連する部位も含めて道連れに壊れるときもあります。

 

例えば、、、ラジエーターがクーラントリークしていて、最終的にオーバーヒートしたら、、、ラジエーター交換or修理だけでは済みませんよね?ヘッドガスケットが抜けてたら修理費かさみますよね?ヘッドガスケット交換だけで済めば良いですけど、ヘッド、ブロックが歪んだりしてたら、目も当てられません。

 

 

※画像はJ37ジープのものです

 

日頃のメンテナンスが一大事の時に明暗を分けることがあるということを頭の隅にでも置いておいてください。

 

所有出来た喜びに浸って浸りまくるのも無理も無いです。でも何もしなければ「砂上の城」です。旧車ライフはあっという間に崩れていきます。そんなに簡単なものじゃないですから。

 

・・・と、あれこれ書いてきましたが(本当はもっと書きたいことはありますが)、長くなってしまいますから(苦笑)

 

旧車ライフを楽しくしたいなら、それなりの努力も必要かと思います。

 

そして、「旧車に安全に長く乗る。長く楽しむ」ということに対して、どういう風に考えて行動していくか、ってことも大事なことかと思います。

 

やっぱり長く所有していると良いことばかりじゃないですからね。。。

 

 

嗚呼~脱線してBJ41の話へ入っていけませんでした(苦笑)

 

次回からあらためて書いていきます。

 

ではでは、また~