皆さん、こんばんわ。

 

いや~今日は暑かったですね。

 

既に事務所で涼んでいます。

 

もう作業はお開きです。無理です(苦笑)

 

 

さて、続きを書きます。

 

スターロードさんのクーラーキットはR134aガスを使った助手席グローブボックス下に吊り下げるタイプです。(旧車にはよくあるタイプ)

 

皆さんなら、どういう流れ(工程)で施工しますか?

 

更に、どういうところが難易度が高いか分かりますか?

追々が画像と共に話を進めていきますが、そのままボルトオンではありません(苦笑)前の記事にも画像を載せましたが、高圧パイプ(①コンデンサー~リキッドタンク②リキッドタンク~室内機)が丸まって梱包されていましたが、これを車体に合わせて曲げていく工程やコンデンサーを取り付けていく工程など、なかなかしんどいです(苦笑)

私はハイプベンダーとハンドパワー(手曲げ)でやりましたが、パイプの曲げるときRが厳しいところなどあります。また、車体側を削ったりしてパイプを通しました。コンデンサーの位置決めも一発では決まりません(苦笑)

 

それと、ハコスカはフロントグリルとラジエーターサポートのクリアランスがきついです。コンデンサーをラジエーター前に取り付け、更に電動ファンを取り付けますが、考えて取り付けないと画像の様には付きません。そしてグリルの取り付け時にはワッシャーなど入れて接触しないようにします。

 

まあ、詳細は追々書いていきます。

 

さて、まず最初にコンプレッサーをL20エンジンの助手席側に取り付けます。

 

コンプレッサーの台座をシリンダーブロックに取り付けます。

 

シリンダーブロック脇の純正のねじ切り済みのサービスホールそのまま取り付けま

す。

 

 

 

 

更にコンプレッサーを取り付けます。

 

 

 

で、このハコスカのラッキーだったところは、クランクプーリーがベルト2本掛け出来るタイプでクーラーベルトがそのまま掛けられるところでした。(シングルタイプならクランクプーリーも要交換です)

 

で、取り敢えず、ここは一旦終了で、次にコンデンサーを取り付ける工程に入っていきます。

当然なんですが、コンデンサーを取り付けるブラケットを車体側に通り付けるのにラジエーターやグリルを外します。

 

 

 

裏から見るとこんな感じですが、実はブラケットの穴とコンデンサーの取り付け穴が合いません。よって、丸棒ヤスリで車体側の純正の穴を削り込み、ブラケットを内側に寄せて取り付けていきます。慎重削ります。

 

 

 

上下の穴を丸棒ヤスリで削っていきます。

 

 

ブラケットの穴とコンデンサーの穴を同列になるようにします。

 

同列になったら、取り付けビスにて取り付け。

 

 

で、電動ファンを付けたいところですが、コンデンサーを取り付けしてから電動ファンを取り付けしようとすると、こういう風には付きません。いや、クリアランスが無くて付けられません。(電動ファンの軸が結構デベソなんです)

 

 

 

一旦コンデンサーを外し、先に電動ファンを差し込んでおきます。

 

それからコンデンサーを入れ、こんな感じで取り付けます。

 

 

これで位置決め出来たら、電動ファンを付属の結束バンドでコンデンサーに取り付け

ます。

 

で、試しにグリルを付けてみると・・・干渉して付きません(大汗)

 

 

ワッシャーを3枚ほど間に入れて、解決。

 

続いて、リキッドタンクを取り付けます。何かのサービスホールを使ってビス2本で取り付けます。

 

 

最後にラジエーターを取り付けます。

 

 

良い雰囲気になってきました(笑)

 

今夜ココまでです。

 

次回は高圧パイプの曲げ&フィッティング工程に入ります。

 

結構ハードな工程ですが、職人技が炸裂します(笑)

 

乞うご期待。

 

ではでは、また~