アーカイブとは?
アーカイブとは?
一般的に「アーカイブ」と呼ばれますが、正式には「Extract from the Archives」という抄本になります。パテックフィリップは1839年の創業以来、全ての時計に関して資料を残してきました。時計一本一本に関して資料として提供する文書、それがアーカイブです。
アーカイブに記録される項目は「時計の種類(腕時計か懐中時計か置時計か)」、「キャリバー」、「ムーブメント番号」「ケース番号」「文字盤の種類」「ブレスレットまたは革ベルトの種類」「製造年月日」「販売年月日」「追加情報(パテックフィリップが行った刻印などがあれば記載)」となります。
あくまでも資料を記録したものとなり、本物であることを証明するものではありません。
古いパテックフィリップを受け継いだものの付属品が一切ないという場合は、アーカイブを取得してみるのも良いと思います。
保証書との違いは?
アーカイブはあくまでもその時計の情報を記載した抄本となります。アーカイブの発行後1年を経過すれば再度発行することが可能です。保証書はその時計がパテックフィリップの製品であること、資料としても記録されていることを保証するものです。さらに2年間の修理保証が付きます。紛失したとしても再発行はできませんので大切に保管しましょう。
アーカイブが発行できる条件
・10年以上前に販売された時計
・パテックフィリップの工房以外で手が加えられていない時計
・発行を依頼した際に送った写真とデータがパテックフィリップの記録と一致している時計
この3つの条件をクリアしている時計のみがアーカイブを発行できます。10年以内に購入した時計や、パテックフィリップ以外でダイヤルを変更していたり宝石などをセッティングしてしまうとアーカイブは発行されません。
発行にかかる費用と時間は?
アーカイブ発行の費用は500フラン、2024年は1フラン=約170円でしたので、約85,000円となります。依頼から10週間以内で発行されます。
アーカイブの発行はWEBから注文フォームで時計に関する必要な情報を送ります。時計の外装やムーブメントの画像も必要です。ムーブメント番号や画像に関して、シースルーバックではないソリッドバックの時計は裏蓋を開けなければいけません。個人で裏蓋を開けるのはキズや故障の原因になりかねませんので、パテックフィリップ正規取扱店に預けて後日必要な情報を受け取る方法を選びましょう。
アーカイブを見ていこう
こちらが「Extracts from Archives」、アーカイブと呼ばれる証明書です。下段の5行からなる文章の下には、アーカイブの発行日が記載されています。ここ数年でアーカイブの仕様が変わりました。左が以前のアーカイブで、右が現在時点で最新のアーカイブとなります。仕様は異なりますが記載される項目に変更はありません。
それでは左側の項目を見ていきましょう。
Type of watch
Movement No
Calibre
Case No
Style
Type of dial
Date of manufacture
Date of sale
Bracelet
Remark
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