こんにちは。大黒屋質銀座口店の松岡です。
前回のブログが8/13ですか、
1週間ほどサボタージュして9回目の更新です。
この1週間、なにをしていたかというと
当たり前ですが仕事をしておりました。
じゃあ休みの日、なにをしていたかというと
思い出せないくらい無為に過ごしましたね。
台風来ると思って前日に食料を買い込んだら
翌日は雨粒一つも落ちてきやしなかったりで、
気が抜けて外に出る気力もなかったです。
何でもないようなことが幸せだったと思います。
閑話休題。
お買取商品のご紹介。
IWC ポルシェデザイン ワールドタイム 3822。
ポルシェデザインとは、
1972年にフェルディナンド・アレキサンダー・ポルシェさんが
ドイツのシュツットガルトで創業したデザインメーカーです。
シュツットガルトといえばサッカー日本代表・遠藤航選手が
キャプテンとして活躍していましたね、
今期からはプレミアの強豪リバプールに移籍しましたね。
移籍して翌日に試合出るんだから凄いスピード感ですよね。
さて、話をイングランドからドイツに本題に戻しましょう。
ポルシェデザインはあくまでもデザインメーカー、
その製造を行っていたのがIWCというわけです。
1978年から1997年までの19年間
両社は提携していたので、
現存するIWCによるポルシェデザインの時計は
26年以上前に製造されたものしか
残っていないということですね。
さぁ、お品物を見ていきましょう。
ワールドタイムの針が先端だけ赤くなってますね、
まるで赤い部分だけ浮いているみたいでユニーク。
針の先端が浮かび上がるようなデザインは
ロレックスのエクスプローラーⅡに通じます。
そしてケースの素材はチタン。
ステンレスに比べて軽量な点が特徴です。
いまやチタン製の時計は多くありますが、
この当時は珍しかったのではないでしょうか。
ロレックスも今年になって
初めてチタン製の時計を発表しましたね。
ヨットマスターとディープシーチャレンジ。
両ブランドともドイツ人が創業しているのは偶然ですかね。
偶然ですね。
このシンプルな裏蓋が良いですね。
いかにもバウハウスっていう感じで。
バウハウスというのは1919年にドイツで生まれた
デザインの総合教育機関、デザイン学校です。
バウハウスというと家具やインテリアが有名ですが、
他にも「Futura」というフォントがあります。
このFuturaフォントもバウハウスの影響を受けていて、
ルイヴィトンがこのフォントを採用しています。
このフォントがFutura。
尾錠の刻印。
もちろん素材はチタン。
アラーム機能もついているので
動作確認したかったのですが、
残念ながら電池切れで確認出来ず。
しかしながら既に廃番のポルシェデザインbyIWC、
コンディションも考慮したうえで
最大限に目利きの力を使って
精一杯評価させていただきました。
当店はお客様の目の前でスタッフが査定、
査定だけでも喜んで承りますので
どうぞお気軽にご相談ください！
この度はご売却いただき、ありがとうございました！！
ちなみに、ポルシェデザイン。
今は時計に限らず
アパレルや自転車、家電製品も作っているようで、
パソコン用のモニターも手掛けていました。
32インチのLEDディスプレイ、4K対応で
気になるお値段1799ドル。
1ドル145円換算で電卓叩いたら約26万円で
（あ、俺Surfaceで充分だわ）って思ったってのはここだけの話。では。
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