パセオ現場作業員ハシモトです。
さて、8日の「立冬」も過ぎ、「冬」です。寒いことは寒いですが昼夜の温度差がなくなってくるので、逆に安定してくるでしょう。
ただし、乾燥には注意。
エアコンが入っている冬季の室内は、(密閉度にもよりますが)下手すればサハラ砂漠並に乾きます。
多くの生き物が姿を潜める「冬」。生き物は飼いにくいイメージがあるかと思います。
さにあらず。温める方が技術的に簡単なので温度管理が容易く、逆に飼いやすい面もあります。
ただいまパセオでは鳥が充実しています。
この機会に手乗りに育ててみませんか。
[07:心ときめくもの 鳥]
鳥は、なんといってもその可愛らしさ。
普段は空を飛び、人の手からは遠い存在なのにきちんと馴らせば手や肩に乗ってくる不思議。
清 少納言(966頃~?)の「枕草子」には『心ときめくもの』として「雀の子飼い」が挙げられています。要するに、小鳥のヒナを差し餌で育てることと思われますが、やはり清少納言もドキドキワクワク、不安と期待が入り混じって観察していたのかもしれません。また他にも「かわいいもの」の筆頭に、「ちゅーちゅー鳴くと、雀の子が躍り来る様子」が挙げられています。鳥のヒナに萌えるのは平安の頃より変わらないのですね。
特に一人でエサを食べられるようになった頃のインコが、人を見て躍り来る様子のかわいらしさは格別です。
そして、
『枕草子』 <鳥は>
『鳥は こと所(外国)の物なれど 鸚鵡(オウム)いとあはれなり 人の言うらん事を真似ぶらんよ』。
「異国出身なのに一生懸命日本語(ひのもとことば)をしゃべる姿がいじらしい(あるいは、趣深い)・・・」
平安時代からインコやオウムが舶来の鳥獣として日本に来ていたことになります。おそらく天皇への献上品であり、それを見たと思われます。
「をかし」の清少納言が「あはれ」をいきなり使っているところに、その感銘の深さがあるのかもしれないですね。
※心情的な「あはれ」は紫式部の得意技
このように『枕草子』にはオウムが登場しますが、孔雀も平安時代から飼われています。また、文鳥は江戸時代から飼われていますが、あれは実はインドネシア原産です。
さて、簡単に小鳥の特徴を書いておきますと、
〇セキセイ
懐く・手乗り・おしゃべりと標準的にしてまさに基本。
多頭飼いも楽々。
オスならモノマネもできます。
〇コザクラ
構ってちゃん。小柄ながら態度は大型インコ並。
オンリーワンな性格。ベタベタ。
〇オカメ
寂しがりやの甘えん坊。飼い主の傍にいたがる。
おとなしい性格。
オスはモノマネよりも歌。
〇文鳥
インドネシア原産ながら和風っぽい。
意外に空気を読む。
心地良いさえずり。
実際はその個体の性質もありますので、見極めて信頼関係を築き上げていくことが大事かと思います。
信頼関係は、かわいい「うちの子」にするための第一歩ですね。



