日曜日の夕方に実家に行った。
まだ日が沈む前で明るかった。
行く道で反対車線にねこが倒れてた。
みんな上手に避けていた。

帰り道も同じ道を通った。
夜になって暗くなっていた。
まだそこにねこは居た。
まだみんな上手に避けていた。
ねこを歩道の電信柱の脇に移動して少しだけ手を合わせた。

月曜日は行かなかった。
火曜日は雨が降っていた。
少し心が重くなった。
水曜日に見に行ってそこに居なくなってるのを確認して少し心が軽くなった。

飼い主さんが見つけてくれたのか、それとも優しい人が弔ってくれたのか。

自分は優しくない。
上手に避けている人と一緒だ。

この話はそんだけ、これで終わり。