でもここにきて大吉が少し変わったと思うので、やっとアップできます。
前半はイライラが全面に出ています。そしてとても長いです。すみません。
2月末から3月にかけてのこと。
保育士体験で明るみに出た、大吉がすごろくやかるた、氷鬼の逃げる方など、負ける可能性がある遊びをことごとく避けてる件。
そしてあやとびの縄を回す練習を3分くらいしかしてないのにできなくて泣いて、私に心底うんざりされるという件。
つまりやらないで逃げて、できないとすぐに投げ出して、負けるとキレて、わがままで挑戦しない子だということです。
ひどい言い方かもしれないけど、本当のことなのです。
あやとびでの本気うんざりの少し前にも、すぐに泣いたことで私にうんざりされたことがありました。
そのときに大吉が自ら「次に小さなことで投げ出して泣いたらもう大好きなワンピースをみない」と宣言しました。
そこからの、初めてのあやとび練習ですぐ泣くっていう
なのでワンピースのマンガもアニメも禁止になりました。
ほんとはこういう罰みたいなことって解決にならないから好きじゃないけど、彼が自分で言ったことなので約束通り禁止です。
もう一緒に練習するのが嫌になったので、下園後のなわとびもなくなりました。
「ワンピース読めないのっていやじゃない?」
「読みたいよりも泣きたいの方が上なの?」
っていうのと同時に、勝負は勝ったり負けたりするものだ、ゲームを楽しむことが大事、もし負けたくないなら場数をこなさないと、やらないと一生勝てるようにならない、と諭していました。
かなり辛抱強く穏やかに話していたと思います。
しかしその直後にやったどうぶつ将棋で負けて泣くっていう。
とーますが「もう話すのがめんどくさくなった」と言っていました。
分かる、その気持ち
そしてなんで勝てると思ってるんだろ。超ふしぎ。
あとやっぱり「○○が嫌だから泣かない」は抑止力にならないから根本的に考え方を変えないといけないと思いました。
園生活では、年少のときに椅子取りゲームで負けて大号泣。
基本全員参加なのに、嫌がって年少のときは相撲大会にでていない。
運動会のかけっこに至っては、先生が気をつかって大吉が1位になれるグループに入れる。
平等に背の順か月齢順かタイム順にしてもいいのにーとは思うけど、園のことはおまかせしているのでまぁそれはそれで。
あと保育士体験の少しあとに、園でいつも何して遊んでるか聞いたら「おままごとと戦いごっこ」と言っていました。
それが悪いわけじゃないけど、それだけってすごく遊びの幅が狭い。
ひとつ上の姪が遊びに来た時も、勝負系をすべて嫌がりいっしょに遊べることが少ない。
家でも風船をポンポンしたり、電車を並べたりととりあえずやってるだけで夢中になって遊ぶ感じじゃない。
私を誘って勝負っぽいことをするときも「ミニカーを滑らせて遠くまで行った方が勝ち」とか、よく分からないか自分が勝てそうなことしかしない。
そして勝てそうだと思ってやって私が勝つと泣く。
または私が対等に楽しめるようにゲーム性をもたせても、少し難しそう、負けそうだと渋る。
甥や姪といるときに知らない遊びがでてきても、説明を聞こうとしない。やらない。
大吉が提案する遊びがつまらなそうすぎて、とーますが大吉の誘いにのらない。いっしょに遊べない。
あと受け身で能動的に動けない。
暇なときに「何すればいいの?」と聞いてくる。
週末に私もとーますも出かけたいのでいろいろ連れまわしたことが大吉を受け身にさせてたかもしれない、だからこの気質は私の育て方のせいかもしれないとも思いました。
たしかにそれもあると思いますが、でもよーく思い返しても大吉が本来もってる気質によるところも大きいと思いました。
だってすごく小さいときからその気があったから。
受け身なのに新しい遊びの説明も聞こうとしない、新しいこと(たとえばけん玉やあやとりやトランプなど)をやろうとしない、自分で遊びを思いつかないのでそうなるとすることがなくなります。
テレビやゲームの時間は決まってるから、時間が空くと本を読むくらいしかできない。
週末に「○○行く?(する?)」とか提案するのをやめたら暇を持て余しだし、何年かぶりに週末にがっつり昼寝をした日もありました。
本を読みながら寝ちゃってて驚きました。
昔だったら起きたときに「寝たくなかった」と言って泣いてたけど、さすがにそれはなかったです。
新しいことをやってみて、やる気がおきなければやらなくてもいいけど、やろうともしないのはよくない。
ティーンエイジャーならまだしも、まだ小さいのにもったいない。
能動的に動けるように、やったことないことや少し難しそうなことにも怖気づかないように…もうほんと、大吉に至っては今に始まったことじゃないですけどね。
「この先勝負しないでいけるわけないし困ったら変わるだろう」とも思いましたが、なまぬるい環境だと困らないで大人になっちゃうかも!
テレビで見るとそういう若い子結構いるみたいだし。
めんどくさいとか、ふられるのが嫌とかで異性と付き合わなくなって、ハタチで付き合ったことがある人の割合が50%でどんどん減ってるとかも同じ感じ?
でもそれって嫌なことも少ないかもしれないけど、楽しいことを知るチャンスも少ないからもったいない!
それに人っていろんな嫌なことも経験して大人になるもんじゃないの?
なーんて思ったり…。
しかも大吉はいろいろできることも多いから、その変な自信がじゃましてるのか、本当は自信がないのか、挑戦しないことも「それでもいいよ」って受け入れる親じゃなくちゃいけないのかとか、5才ってこういうものだから放っておけばいいのかとか、もうよく分からなくなりまして。
成功体験で自信がついたら変わるかもと思ってちょっとやればできることを提供してきましたが、もうしばらくはいいや。
もう自発的じゃなければ何もしなくていいや。
勉強習慣をつけたいから夕方の勉強だけは続けてほしいけど、もし嫌ならやらなくてもいいや。
受け身なら全部やめちゃえー!とさえ思いました。
まぁそんな風に考えて働きかけをしなくなり2日ほど。
とーますがまた何か諭したっぽく、ある朝大吉が「なわとび練習したい」「ワンピース読みたい」と言ってきました。
なわとび練習は「やりたい」と言ってはいたのですが、それがとりあえず言ってるだけか分からなかったし本当にうんざりしたからしばらくやっていなかったのです。
だってすぐにまた泣いて投げ出すんでしょ?って思って。
でももうどうでもよくて、なわとびやりたいって言うならやればいい、ワンピースも読めばいい、となりました。
ただここからほんとにすこーしずつ変わっていったみたいで、氷鬼の逃げる方もやるようになったみたいだし(そして思いのほか楽しかったようではまった)、新しいゲーム(グリンピースやトランプのスピード)も「教えて」って言ってきて負けても(「あやっぺがじゃましたから」とか軽く言い訳しながらも)楽しんでやってるし、あんじーの影響であやとりも(ほうきが作れなくて1回泣いたけど)やり始めて今では6段梯子を園で披露して得意げになってるし、前は解けなかったような問題もじっくり取り組めるようになりました(慣れもあるけど)。
ちなみにスピードは、最初10枚対20枚でやって、少しずつ大吉の枚数を増やして対等に遊べるようにしています。
あと4月の誕生日会の翌日にあった相撲大会。
なんと園でナンバーワンの横綱になりました!
前日に決勝までいって負けたのがすごく悔しくて(泣いたようだ)、 その後ひとりで鉄棒で「ツバメ」をやったりして腕の力をつける特訓をしたから横綱になれたと園長に話したそうです。
とっても嬉しかったようで、姪とかにも会った瞬間に報告してました。
私も、彼がとてもうれしそうなことと、大吉が自分で考えて特訓したことがすごくうれしかったです。
勝負ごとを避けること、挑戦しないこと、遊びの幅が狭まること、どれも彼の問題だからほっとくべきかとも思いました。
でも今の方が楽しいことが多そうなので、変えようとしてよかったかなと思います。
すっごくイライラしちゃったけど。
何度か罵声を浴びせちゃったけど。
能動的に動くのはまだまだで、家で「出かけるまでの20分間好きにしてて」とかいう時も「何しよう」ってなるときがあります。ほっとくけど。
本を読むこと以外は、一人でよりも誰かと何かしてる方が好きなのかもしれません。
お迎えにいったときも、一人で読書か、仲良しの子と爆笑しながら戯れてるかのどっちかなので。
なわとび練習は今は「毎日ちょっとやる」ではなく、大吉が自ら「今日やりたい」と言わなければやらないことにしたので、最近はあまりやってないです。
とーますとたまに二重跳びの練習をしてるから(1回できた)、それが何回かできるようになったらまたはまるかな。
なわとびがなくなった代わりにうんていで力をつけさせたいとか思っちゃうのが私のわるいクセ。
今まで私も働きかけすぎたかもと反省し、これからは見守ることを重視していきたいと思います!
私も何度同じことを繰り返してるんだか!大吉のこと言えない!
・・・とこんな感じで、数か月にわたる子育てのプチ悩みが解決しました。
次に気になりそうなことは「態度がえらそう」かな。
気分がわるいときの八つ当たりが多いんだけど、人をイラッとさせる一言をいうのがこれまた上手でね

なるべくスルーできるといいのだが・・・









