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出版サポート大樹舎

出版を天職と考え、お手伝いをしています。


How to get a PhD
エステル・M・フィリップス、デレック・S・ピュー 著
角谷快彦 訳

  博士号の要件とは? これなら納得!

 本書は博士課程学生の経済的課題については一切触れていません。
 本書には専門分野に固有の研究・指導法の紹介もありません。
しかし、本書は、博士号取得、大学院生指導の上で生じる一般的な事柄に
ついて記した本としては世界最高峰です。

・研究計画の立て方
・指導教官との付き合い方
・ハラスメント対策
・留学生や社会人学生の悩みと処方箋
・研究のスランプ克服法
                 etc

分野を問わず共通する博士課程の悩みの答えはここにあります。
学生、指導教官、大学院関係者必携の世界的ベストセラー。
英語、簡体字中国語、繁体字中国語、スペイン語、ポルトガル語、アラビア語、韓国語に続き、
2010年1月、遂に日本の大学院生・指導教官の座右へ。
大学院教育向上実践会企画出版第1弾


ISBN978-4-9904555-0-7
A5判 310頁
定価:本体 2,600円  +        


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北川 省一 撰


良寛を愛し、良寛に生き、良寛を血肉とした北川省一撰
「良寛詩歌集」詩歌の解説を最小限にとどめ、直接 良寛の心に耳を澄まし、共鳴できるよう
意図されている。
 良寛を語らずして良寛を語らしめた良寛への道しるべ―――。

A6判(文庫判) セミハードカバー。 ポケットに、ハンドバックに・・・。

良寛研究家、作家 北川省一最後の著作

定価:本体 1,000円  +    
[在庫わずか]



 



北川省一  詩・揮毫
関口八郎  刻字
布施一喜雄 版画
 


若者におくる。激しさとロマンに満ちた感動の詩! 

 NHKラジオの「人生読本」という番組で、北川省一氏は、それまでの波乱に富んだ来し方を切々と語った。それを聞いて大いに心を動かされた版画家がいた。群馬県在住の版画家 関口八郎氏である。
  氏は、切望して北川氏の揮毫した詩を一文字ひと文字、版木に刻した。そこへ北川氏と親しい布施一喜雄氏が版画を添えて手刷りしてくれた。こうして友情によるすばらしい「石ノ詩」が完成した。
 しかし手刷りでは部数が限られる上に、高価で希望する人には渡らない。それを見た編集者は、もっと入手可能なものに―――、の思いから印刷所に持ち込み雰囲気を和風の袋綴、全頁2色刷の眩しく温かい版木本「石ノ詩」ができた。
  共鳴と友情から生まれた美しい詩集である。


北川省一(19111993)氏は若き日、一高から東大仏文科に学んだが当時、知識人に影響を与えた左翼思想と出合い、正義感から、その左翼運動に傾倒した。当時、左翼運動は非合法とされた時代、やむなく東大を中退した。   
 それからの人生は、一兵卒として応召、中千島へ出征、2度の越冬後、復員。その後は、農民運動や労働組合づくりに奔走、鉄工所、株屋の役員、政治活動など、職を転々とし、貸し本業を営んだ。
 かつて東大で机を並べ、その後、日銀総裁となった旧友に「お前は、人にカネを貸すことをしているが、俺は、人に本を貸すことを生業にしている」と語ったこともある。
 経済的にも追い込まれ、失意の中、たまたま図書館で一冊の良寛の本と出合う。以来、良寛の真髄を求めて没頭し、作家活動に入る。乞われれば講演に出向き、一貫して文化活動に専念した。


関口八郎(1917~)師範学校卒業後、群馬県内で小・中学校の教諭を歴任。群馬県版画家協会会員

布施一喜雄(1916~)東京物理学校卒業後、新潟県内で小・高等学校の教諭を暦任。
                               良寛をテーマに独創的な版画を楽しむ。

■B5判 フレンチ製本 2色刷 典雅な和風綴風 別冊、読み下し付録つき

発行:北川先生を囲む会

定価:本体:1,000円  +税 
[在庫僅少]      
                     


版木本「石ノ詩」北川省一詩集
  独創的「良寛論」で知られている作家・北川省一氏の詩集「石ノ詩」は、良寛と私淑する前、若き日に傾倒した”フランス近代詩”の影響と氏の多感な人生観に基づき、比喩として「石」に託した人生の挽歌でもある
 
      石ナレバコソ
    天ニ昇ッテ
   星トナル夜ヲ夢見
   地ニ潜ッテ
   宝玉トナル日ヲ夢見ル
    石ナレバコソ
    果テナキ夢ヲ見果テヌママニ
 
 など
ロマンチズムにあふれ、氏にとって、その後の作家活動の根幹をなしていることを伺わせるものである。
 いわば記念碑である「石ノ詩」を北川氏自身が筆書、それを関口八郎氏が版木に刻字し、布施一喜雄氏が版画を添えた僅か数冊の版木本―――。
 このすばらしい友情によってできた稀覯本を、何とか分かち合いたい、の想いから、北川氏を敬愛する集まり「北川先生を囲む会」の有志で復刻出版した。風雅な和綴じ本を模した体裁で不思議な眩しさのある致と相俟って、行間には氏の生きざまの激しさと温かい人間味が感じられる

 補 -良寛-
 良寛に限らず、人の生涯を辿ると、どうしても説明のつかない部分がある。

 研究者たちは史実、事跡に忠実に考証を重ねていくが、北川氏は大胆にも「良寛は修行した寺から追放になった!」として空白を補い、物議を醸している。勿論、北川氏にもそれを証明するだけの材料はない。

 しかし、良寛の代弁に余命を捧げた氏の洞察力には、ハッキリとした確信がある。それは、継ぎ接ぎの虚像ではない!いかに生き、いかに悩み、いかに死んだか?といった実像に迫っているのである。

 良寛に絶えず熱き血潮を注ぎつづけ、ヒューマニストとして人間愛に満ちた、あくまで生きた良寛を著しつづけているのは、永遠のロマンチストの所以である。 (文責・角谷輝彦)