ボンジュールとメルシーだけのフランス語でフランス語圏のマダガスカルを渡りきっています。


さて、いよいよバオバブ街道のあるモロンダバまで移動です。

距離にして約1000kmなのですが、これがどれぐらいかと言いますと、東京→大阪間が約500kmなんですって。

あ、もちろん高速道路を使ってですよ。

しかしここマダガスカルは山道、田んぼ道を悠々と進むしか道はありません。

所要時間は約16時間。

これを一人のドライバーがずっと運転するのは危険なので、途中一泊するというスケジュール。

首都のアンタナナリボを出るとすぐにこんな川なのか滝みたいなところで休憩。




ただの立ちション休憩かと思いきや、しっかり手作りのお土産屋さんもありました。





この後も9割9分カーブしかないくねくね山道をひたすら進み、アンチラベという町に到着。




この町は世界無形遺産に選ばれてるらしいのですが、物を造形する技術が高いらしいです。

あ、日本食も世界無形遺産ですね。


ここアンチラベでは、そんなあるモノの製造現場にお邪魔しました。




こちら、牛の角です。

牛角じゃなくて、牛の角。

クソっ焼肉食いたい。


これをどうするかって、




茹でるんですよ。


茹でると角部分と骨部分に分かれます。





黒いのが角、白いのが骨。


そもそも角と骨が別物ってことに驚きですよね。


で、使うのは角部分。


まずはプレスして潰します。





潰した骨を適当な大きさに切って、形を整えていきます。





何で整えてるかって、ジーパンです。





履き古したジーパンがヤスリとなり再利用されます。


手慣れた手つきでどんどん角を削っていき、



これが完成。







角スプーン。


記念にくれました。


別にこれでコーヒーを混ぜても牛骨ダシが出るわけではないと思いますが、記念品なので実際の使用はやめときます。



今日は一泊。

気温30度越えで湿度ムンムン。

蚊もハエもヤモリもなんでもいる。

不快指数は久しぶりに超弩級でしたが、ふて寝しました。


明日はバオバブ街道へ行きます!


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