私の子供、返してよ! | 牛人(うしびと)の夢  from 岩手県久慈市

牛人(うしびと)の夢  from 岩手県久慈市

「あまちゃん」の街、岩手県久慈市で牛を飼っております。
牛飼いの世界を楽しく・わかりやすく伝えるブログです。
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先日出産した和牛和牛モー

母牛は、この度初めて母となった「うるいちゃん」

この顔びっくり

牛なんて、全部同じ顔。表情も変わらない。

と思っている、そこのあなた!!

 

このブログの読者なら、分かってきているかも。

明らかに、「非常事態」を訴えている目

 

飼い主に、生まれた子牛を捕られて、三日三晩泣き続けたのだモーモーモーモーモーモーモーモーモーモーモーモー

 

・・・いやいや、私たちにとっては普通のことだし、それが商売照れ

時々、特に初めて出産した牛は、こうして子牛と会いたくて、鳴くのだ。

和牛だと、離乳までは母牛と一緒に買う農家もたくさんあるが、

ホルスタインだと、それはほぼありえない。

 

和牛   「私の子供、どこへ連れてったのよ怒り 返してよムキー

牧場主「ふっ、オレが預かった。返すわけにはいかねぇ。10か月すれば70万で売れるんだ」

和牛   「ひ、ひどい。だましたのね」

牧場主「こっちだって生活があるんだ。しっかり大きく育ててやらぁ」

和牛   「そもそも、、、私、幸紀雄の方が好きだったの! 幸紀雄を愛してたのに、諒太郎と結   

     婚させるなんて泣き3 ひどい!!」

牧場主「うるせー、お前の相手はオレが決めるんだ! それに、好きかどうかで決めるんじゃ

     ねぇ。増体がいいか、肉質がいいかで決めるんだ。幸紀雄のこたぁ忘れな。」

 

 

 

って、やり取りをしているわけではないが、子供を返せとは思っているだろう、あいつ。

こうして、人間の栄養源となる肉や牛乳、はたまたチーズやヨーグルト、ケーキまでも人間に提供してくれる和牛牛

その和牛牛を飼うお仕事グラサン

まさに、命と向き合うお仕事だきらきら

 

だから、牧場を教育の場にしたい!! ・・・と夢見ているのだ夢

いや、そういう教育を子供にはしなければ、ならない!! 絶対にニコニコ

 

  「ねえ、私のお父さんどんな牛なの?」

和牛「そうね、身体が大きくて、たくさん食べて、たくましいお父さんよはーと

 

 

ちなみに、うるいちゃん。5日目には鳴かなくなりました(Θ_Θ)