節分で恵方に向かって巻き寿司を食べたと思ったら恵方じゃなかった宮田大樹です。僕が向いたほうが恵方だ!!!  

 

 一つの事柄から思ったことを徒然に書きます。今日のテーマは【ネクタイ】

 

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 先日、イベントでスーツを身にまといステージに立った。ステージ衣裳は、普段は別の物があり、普段スーツを着るような仕事は少ないため、未だスーツ慣れしていない。一時は必要でなくても毎日スーツを着て、スーツを着こなしてやろうか、とも思いもしたが、思っただけで実行に移すことは、今現在もない。

 

世の中にはスーツ萌えする女子もいるくらい、スーツ=働く男の象徴ってイメージは、男女平等が叫ばれる昨今でも変わりないのではないだろうか。ジャケットしてればフォーマルなんじゃないか?とも思えるのだけど、時と場合によっては許してくれないこともある。礼服の代わりとしてスーツだったら認めらえるってゆうのもなんだか釈然としない。しないけれども、一応人の目を憚ってスーツを着てします事なかれ主義な僕。

 

 どうせ着るならと、それなりにデザインにも気を遣うけど、おしゃれで良質なスーツはなかなか手がでないし、普段着ないのだからもったいない気もする。普段着ないものだからこそ、良質なものを買うべきなのだろうか?んー、そこは実用性を優先してしまう。普段使うものこそお金をかけるべきだと思うのだけど。…と物をよくなくすから低価格のものを愛用する僕が言う資格はないが。

 

 そんなスーツとともに、いや、それ以上に着用者のセンスを見せつけるアイテムとも言えるのがネクタイ。ネクタイって、そもそもなんのためにするの?いらなくない?って思ってたんですが、皆さん、ネクタイの歴史って知ってますか?僕は知らなかった。ので、調べてみた。

 

 起源は諸説あるそうだが、17世紀頃、フランス国王ルイ13世を守るためにクロアチア兵がフランスにやってきたときにスカーフを巻いていたものが一説だそうで。そのあとてんやわんやあり、紳士のアイテムになったのだとか。

 

起源はわかったけど、なぜネクタイが必要なのかはわからない。「ネクタイ 必要性」で検索すると、ヤフー知恵袋にネクタイの必要性を問う質問もあるけど、回答を見ていると、必要性についての回答というよりは、結局、それが当たり前だから、どうせそうならうまく利用しよう、というような感があった。んまあ、イメージだよね、イメージ。

 

 そんなネクタイ。「necktie」と表記するわけで。neckとtieに分解すると、neckは首、tieは名詞加算名詞として扱われているのがわかる。本来、tieは動詞。他動詞として、「くくる、縛る、結ぶ」という訳になり、用法として、「+目的語+前置詞+名詞」で「(人を事柄に)縛りつける」という意味で使われる。仕事やルールに縛られる状態を表してるので、首にくくることを考えれば、これはペットのリードのごとく、社会が人にかけた手綱なのではないか、と思えてくる。

 

 ネクタイをしている人がなぜか信用できるのは、手綱をつけたペットへの安心感と一緒なのかもしれない。と考えると、自由にしたい、人に束縛されたくない、というタイプの僕がネクタイを嫌がるのは自然な気がしてきた。

 

 もうちょっとネクタイの歴史を調べてみると、ネクタイの結び方って、実は暗号的な意味合いがあるのだそうな。複雑な結び方をすることは、それだけ余裕がある、忍耐力がある、ということで、上流階級の方々はそこで判断していたのだとか。忙しい人はプレーンノットでじゅうぶんだもんね。というかネクタイいらんやん。そこは最低限の務めらしい。

 

 しかしなるほど、言葉で、自分はこれほどのものです、というのではなく、ネクタイでそれを示すほうが理にかなってる。百聞は一見にしかず、ではないけど、ビジュアルの情報のほうが人は信用するもんね。名は体を表す、というが、タイが名を表すこともあるのだなあ。

 

 「幸せなら態度で示そうよ」と歌う歌もあるくらいだ。これからはネクタイの度合い、タイ度で人の幸福度を測ってみようと思う。

(1553字)

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 スーツが様になる男になりたい!

 

 それではまた~