小学生時代の友人に会う機会があり、3番くんの話をしました。
大変だったね、と。
話してると、ある言葉でギョッとされた。


「輸血」


友:え、輸血したの?誰の血?
私:いや、緊急時に誰の血ってないでしょ。
友:え。あんたのじゃないの?
私:いや、そもそも私と血液型違うし。
友:……(沈黙と微妙な表情)。


因みに友達はエホバの証人ではありません。
輸血は献血後に一応検査はされてますが、色々なリスクはあります。
感染症や副作用。
私達夫婦も小さな3番くんにそんなリスクを背負わせたくはありませんでしたが、けれど…何よりも生きて欲しかった。
命が助かるのであれば、とすがる思いで同意書にサインしました。
輸血することで少しでも状態が安定するならば、と。
そして、血液を提供下さった方々に感謝しました。
色々な考えはあるけれど、2児の母である友人にも私達夫婦の輸血に対する気持ちを理解してもらえたら嬉しい。