新しいご出演情報が出ました。
なんでも六本木に新しい劇場が出来るそうで、そのこけら落とし公演だとか。
こういう規模の劇場が増えるのはいいですよね。
やっぱ東京だなぁ。
でもって出演メンバーを見た時にはびっくらこいちゃった。
なんちゅー豪華さや!
見てみたい人がいっぱいやん。
んで、落ち着いてよく読んでみたら、おひりおひとりでのご出演なんですね。
リーディングとトークショー。
リーディングって朗読ってことでいいんですよね。
繻子の靴があって、クルーズでのKohibumiがあって、この舞台。
6月の剣さん、お忙しい。
この舞台の詳細はこちら↓
んで。
誰が聞きたいねんって話をしますけど。
ちょっと東京へ行ってまして。
目的の中のひとつが劇団☆新感線の「修羅天魔」を観る事で。
そう、観劇好きな人ならご存知かと思いますが360℃回転する舞台。いや客席か?
これが観たくてねぇ。
でも今回、天海さんも出てらっしゃるしチケ難だし、ワシが観劇可能な日はたった一日だけなんで当たる可能性低いよなぁと諦めてたんですよね。
そしたらラッキーにも「舞台が見切れる場合がありますがご了承ください。その分ちょっとだけ安くしとくね」というサイド席が当たってですね。
「いいよいいよ、見切れても観られれば全然OK」としっぽ振って出かけたらアンタ。
ある意味、サイドの神席で。
目の前を天海さん通る、走る、芝居する。
ありがとうございますー状態。
と言いつつワシ的には天海さんと古田新さんの絡む芝居が観たくて行ったわけですが。
今回、古田さんはかなり天海さんに華を持たせた感じの作りとなってますが、それでもやっぱり存在感ハンパねえ。
天海さんは「あんた、それ反則やわ」っていうくらい、天海さんにハマったかっこいい役柄だったな。
あの歌うシャイロックで剣ファン全てを我がファンにしてしまった伝説の役者「右近健一」さんも出てらして。
相変わらずのキュートぶり。
相手のお芝居にいちいち反応してリアクションしてみせるところを観てると、ネリッサに会いたくなっちゃった。
「ポーシャとネリッサの愉快な旅」って、いつ上演されるんでしょうね・・・。
で、この劇場っていうのが豊洲にあってですね。
荒野にポツンとバラック小屋・・・的なイメージでした。
こんな中であんな事が繰り広げられてるなんて・・・と思ってびっくり。
実はその前日も豊洲にいたんですけど、歩いて10分ほどの隣の豊洲PITっていうライブ会場で。
ね。
なんか感じ似てるっしょ?
なんの因果か豊洲に縁のあるワシなのでした。
どうして回転させるんだろうって思ってたんですけど。
いや、なんとなく想像はつきましたけど、はっきりイメージがわかなくて。
観て物凄く納得しました。
だよね!こういうことがしたかったんだよね!って。
わかるわー、これがしたくてこういう劇場が欲しかったんだよね!って。
けどさ、こういうのがしたいからこういう劇場が欲しいって言って、ほんとに出来ちゃう劇団って凄いよね。
普通は叶わぬ夢だったりするわけじゃん。
新感線って好き嫌いがハッキリ分かれると思うんですよね。
いわゆる「ええねん!面白かったら何やっても!」っていう大阪チックなごった煮感っていうのかな。
元々、大阪発祥の劇団らしいというか。
どんな手を使ってでも「元は取ったで!」と思わせて帰したるわい、みたいながつがつした感じね。
でも根底にはいつも浪花節チックな人の情けや友情や愛情が流れている感じ。
まあワシ的には今回は作品そのものももちろん楽しんだんだけど、この劇場だから出来る数々のことに感動しちゃったわけです。
ああー、いいもの観た・・・よりも、ああー、凄い劇場で観た・・・みたいなね。
幕間にオヤツ食べてたら、なんとブログ繋がりの大阪の友人が「私も観てま~す」と。
えええーー。
すごいご縁。
「どこ?」
「トイレ待ち中」
いやそうじゃなくて。
席な。どこの席?
んで、しばらくやり取りして
「お○っ○できたん?」
「できた!」
どういうやり取りやねん。
てか会うの3回目の人にそういうこと聞く?
で、答える?
まあ、そういう出来事も含めて、やっぱり観劇って楽しいよねぇと心から思った東京遠征でした。