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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
金 (13/ 2) 1663.8 1664.5 1626.0 1648.9 - 25.7
(13/ 4) 1666.3 1666.3 1627.9 1650.9 - 25.8
銀 (13/ 3) 3010.0 3018.5 2924.0 2994.6 - 77.4
(13/ 5) 3006.5 3008.0 2930.0 3000.1 - 77.3
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
金 261,661 174,017 434,048 (+ 1,868)
銀 68,169 50,900 142,561 (+ 1,013)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 13,435.21 + 43.85
3日 87.26/27 1.3053/55 ・ナスダック 3,101.66 + 1.09
4日 88.13/14 1.3080/81 ・10年米国債利回り 1.90 - 0.01
・NY原油 (13/ 2) 93.09 + 0.17 ・SPDR保有金残高 1,340.28 - 9.64
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ニューヨーク金、銀ともに大幅続落。終値の前日比は、金が26.0~24.3ドル安、中心限月の2月限は25.7ドル安、銀は77.5~73.6セント安、中心限月
の3月限は77.4セント安。
金2月限は、昨日のFOMCで米資産購入プログラムの早期終了観測が台頭、ドル高や原油安も圧迫し、投機売りで12月の安値を下回って8月下旬以来の安値に沈んだ。
銀3月限は、米量的緩和の早期終了観測やドル高・原油安、金急落で8月21日以来の安値に沈んだ。米雇用統計後の金の戻りに追随したが、30ドルにとどかなかった。
ニューヨーク金2月限は、時間外取引を1664.5~1626.0ドルのレンジで推移し、前日比40.0ドル安の1634.6ドルとなった。2月限は、安寄りしたあ
とも、米資産購入プログラムの早期終了観測が圧迫して前日安値(1661.2ドル)を下回った。ドル高・原油安も嫌気され、昨年12月の安値(1636.0ドル)を下
回って8月21日以来の安値に沈んだ。ただ、米雇用統計を控えた買い戻しで戻り歩調となった。
立会いは、1630.3ドルまで下落したが、米雇用者数が事前予想の範囲内だったことから量的緩和早期終了観測が後退し、戻り歩調となった。ドル反落や株反発、原油
の急回復も押し目買いや買い戻しを促した。1653.7ドルで戻り高値を付けたあと、売り直されて1640.7ドルまで下落したが、株・原油の上値追いで地合いを持
ち直した。昨日のFOMC議事録で資産購入プログラムの早期終了を求める意見が明らかになったことが圧迫したが、米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想の範囲内だった
ことや、失業率が7.8%で高止まりしたことから戻り歩調となった。米国の超低金利政策や量的緩和が早期に停止されることは予想しづらいが、米「財政の崖」回避に対す
る上昇が長続きしなかったことから、買い方には先行きに対する懸念が広がっている気配がうかがえる。なお、インドの金輸入税引き上げ計画により、現物の駆け込み輸入が
増える兆候が報じられた。
引け後に米商品先物取引委員会(CFTC)が発表した12月31日現在の建玉明細ると、大口投機家の金の先物建玉は14万8519枚の買い越しで、前週の15万
96枚の買い越しから縮小した
当業者の金の先物建玉は13万5502枚の売り越しで、前週の13万7021枚の売り越しから縮小、スワップ・ディーラーは5万3517枚の売り越しで、5万643
枚の売り越しから拡大、投資顧問(CTA)は9万7119枚の買い越しで、9万8894枚の買い越しから縮小した。
ニューヨーク銀3月限は、時間外取引を3018.5~2924.0セントのレンジで推移し、前日比129.5セント安の2942.5セントとなった。3月限は、安寄
りしたあとも、米資産購入計画の早期終了観測やドル高・原油安、金の急落が圧迫して前日安値(3001.5セント:立会終了後の電子取引)や昨年12月の安値を下回っ
た。ただ、8月21日の安値を付けたあとは、米雇用統計を控えた買い戻しで安値から地合いを回復した。
立会いは、2933.5セントまで下落したが、米雇用統計発表後にドルが反落、原油・株の反発や金の戻りをはやして戻り歩調となった。米雇用統計は失業率、雇用者数
ともに予想の範囲内だったことから量的緩和の早期終了観測が後退したため、売り方の買い戻しや安値拾いの買いが入った。原油反落で押し込まれたあと、株・原油の上値追
いで2999.0セントまで回復したが、30ドルにはとどかなかった。
引け後に米商品先物取引委員会(CFTC)が発表した12月31日現在の建玉明細によると、大口投機家の銀の先物建玉は2万9187枚の買い越しで、前週の3万
643枚の買い越しから縮小した。
当業者の銀の先物建玉は4万489枚の売り越しで、前週の4万1001枚の売り越しから縮小、スワップ・ディーラーは4847枚の売り越しで、5707枚の売り越し
から縮小、投資顧問(CTA)は2万2539枚の買い越しで、2万3002枚の買い越しから縮小した。
1月3日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比6万1017オンス減の1106万4811オンス、銀は156万3265オンス増の1億5036万8258オンス。
今日の材料
・12月のHSBC中国サービス部門PMIは51.7に低下、一年半ぶりの低水準。
・12月のユーロ圏PMI改定値は総合が47.2、昨年3月以来の高水準。
・12月のユーロ圏消費者物価指数速報値は前年比2.2%上昇で、予想を上回る。
・12月の米非農業部門雇用者数は15.5万人増、予想の15.3万人増を上回る。
・12月の米ISM非製造業景況指数は56.1に上昇、予想の54.1を上回る。
・11月の米製造業受注指数は前月比変わらず、予想の0.4%上昇を下回る。
・大口投機家の金の先物建玉は14万8519枚の買い越しに縮小。
・大口投機家の銀の先物建玉は2万9187枚の買い越しに縮小。
(オーバルネクスト シカゴ/小形一郎)
-----------------------(情報提供:オーバルネクスト)
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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
金 (13/ 2) 1663.8 1664.5 1626.0 1648.9 - 25.7
(13/ 4) 1666.3 1666.3 1627.9 1650.9 - 25.8
銀 (13/ 3) 3010.0 3018.5 2924.0 2994.6 - 77.4
(13/ 5) 3006.5 3008.0 2930.0 3000.1 - 77.3
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
金 261,661 174,017 434,048 (+ 1,868)
銀 68,169 50,900 142,561 (+ 1,013)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 13,435.21 + 43.85
3日 87.26/27 1.3053/55 ・ナスダック 3,101.66 + 1.09
4日 88.13/14 1.3080/81 ・10年米国債利回り 1.90 - 0.01
・NY原油 (13/ 2) 93.09 + 0.17 ・SPDR保有金残高 1,340.28 - 9.64
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ニューヨーク金、銀ともに大幅続落。終値の前日比は、金が26.0~24.3ドル安、中心限月の2月限は25.7ドル安、銀は77.5~73.6セント安、中心限月
の3月限は77.4セント安。
金2月限は、昨日のFOMCで米資産購入プログラムの早期終了観測が台頭、ドル高や原油安も圧迫し、投機売りで12月の安値を下回って8月下旬以来の安値に沈んだ。
銀3月限は、米量的緩和の早期終了観測やドル高・原油安、金急落で8月21日以来の安値に沈んだ。米雇用統計後の金の戻りに追随したが、30ドルにとどかなかった。
ニューヨーク金2月限は、時間外取引を1664.5~1626.0ドルのレンジで推移し、前日比40.0ドル安の1634.6ドルとなった。2月限は、安寄りしたあ
とも、米資産購入プログラムの早期終了観測が圧迫して前日安値(1661.2ドル)を下回った。ドル高・原油安も嫌気され、昨年12月の安値(1636.0ドル)を下
回って8月21日以来の安値に沈んだ。ただ、米雇用統計を控えた買い戻しで戻り歩調となった。
立会いは、1630.3ドルまで下落したが、米雇用者数が事前予想の範囲内だったことから量的緩和早期終了観測が後退し、戻り歩調となった。ドル反落や株反発、原油
の急回復も押し目買いや買い戻しを促した。1653.7ドルで戻り高値を付けたあと、売り直されて1640.7ドルまで下落したが、株・原油の上値追いで地合いを持
ち直した。昨日のFOMC議事録で資産購入プログラムの早期終了を求める意見が明らかになったことが圧迫したが、米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想の範囲内だった
ことや、失業率が7.8%で高止まりしたことから戻り歩調となった。米国の超低金利政策や量的緩和が早期に停止されることは予想しづらいが、米「財政の崖」回避に対す
る上昇が長続きしなかったことから、買い方には先行きに対する懸念が広がっている気配がうかがえる。なお、インドの金輸入税引き上げ計画により、現物の駆け込み輸入が
増える兆候が報じられた。
引け後に米商品先物取引委員会(CFTC)が発表した12月31日現在の建玉明細ると、大口投機家の金の先物建玉は14万8519枚の買い越しで、前週の15万
96枚の買い越しから縮小した
当業者の金の先物建玉は13万5502枚の売り越しで、前週の13万7021枚の売り越しから縮小、スワップ・ディーラーは5万3517枚の売り越しで、5万643
枚の売り越しから拡大、投資顧問(CTA)は9万7119枚の買い越しで、9万8894枚の買い越しから縮小した。
ニューヨーク銀3月限は、時間外取引を3018.5~2924.0セントのレンジで推移し、前日比129.5セント安の2942.5セントとなった。3月限は、安寄
りしたあとも、米資産購入計画の早期終了観測やドル高・原油安、金の急落が圧迫して前日安値(3001.5セント:立会終了後の電子取引)や昨年12月の安値を下回っ
た。ただ、8月21日の安値を付けたあとは、米雇用統計を控えた買い戻しで安値から地合いを回復した。
立会いは、2933.5セントまで下落したが、米雇用統計発表後にドルが反落、原油・株の反発や金の戻りをはやして戻り歩調となった。米雇用統計は失業率、雇用者数
ともに予想の範囲内だったことから量的緩和の早期終了観測が後退したため、売り方の買い戻しや安値拾いの買いが入った。原油反落で押し込まれたあと、株・原油の上値追
いで2999.0セントまで回復したが、30ドルにはとどかなかった。
引け後に米商品先物取引委員会(CFTC)が発表した12月31日現在の建玉明細によると、大口投機家の銀の先物建玉は2万9187枚の買い越しで、前週の3万
643枚の買い越しから縮小した。
当業者の銀の先物建玉は4万489枚の売り越しで、前週の4万1001枚の売り越しから縮小、スワップ・ディーラーは4847枚の売り越しで、5707枚の売り越し
から縮小、投資顧問(CTA)は2万2539枚の買い越しで、2万3002枚の買い越しから縮小した。
1月3日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比6万1017オンス減の1106万4811オンス、銀は156万3265オンス増の1億5036万8258オンス。
今日の材料
・12月のHSBC中国サービス部門PMIは51.7に低下、一年半ぶりの低水準。
・12月のユーロ圏PMI改定値は総合が47.2、昨年3月以来の高水準。
・12月のユーロ圏消費者物価指数速報値は前年比2.2%上昇で、予想を上回る。
・12月の米非農業部門雇用者数は15.5万人増、予想の15.3万人増を上回る。
・12月の米ISM非製造業景況指数は56.1に上昇、予想の54.1を上回る。
・11月の米製造業受注指数は前月比変わらず、予想の0.4%上昇を下回る。
・大口投機家の金の先物建玉は14万8519枚の買い越しに縮小。
・大口投機家の銀の先物建玉は2万9187枚の買い越しに縮小。
(オーバルネクスト シカゴ/小形一郎)
-----------------------(情報提供:オーバルネクスト)
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