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こんにちは!
だいきです。



初心者には必ず覚えていって欲しい奏法の1つなのですが



アップダウン奏法」という言葉をご存知でしょうか?



ハイハットで8ビートを刻むとき
上手い人をよく見ると



なんだか手首を上下に振りながら
叩いているかと思います。



ネットなどでアップダウン奏法のやり方などを
調べると



スティックのショルダーでハイハットのエッジ部分を叩き、次に腕を持ち上げてスティックのチップでハイハットのボウの部分を叩きます。



と身体の使い方については詳しく書いてないところが多いかと思います。



そのため初心者がアップダウン奏法の練習を取り組むときに起こる間違いなのですが



見た通りに真似をすると
手首を無駄に動かす方が大半だと思います。



確かに手首はクネクネ動いていますし
アップダウン奏法という名前から
手首を上下に動かすと連想してしまいがちですよね。




それは、見た目を真似してその本質とも言える
目的を忘れてしまっているからだと私は思います。



アップダウン奏法の説明には



速いテンポで~
手が疲れないために~



などとまるで楽にハイハットを刻むために
覚える奏法だと思われがちなのですが



本来はダウンビートとアップビートを叩き分け
ビートにノリを生むことが目的です。



この記事を読めば



アップダウン奏法についての
理解度が増し



悪いフォームでのアップダウンの練習を
することが無くなり



よりノリのある自然なハットサウンドを
手に入れることが可能になるでしょう。



しかし、アップダウン奏法についての知識がないと



ひたすらに手首を使おうと
意味の無い練習に時間を費やすことになり



ハットサウンドにあまり変化の無いまま
習得したと勘違いしてしまうかもしれません。



それに無理に手首を使おうとしては
痛めてしまう可能性も十分にあるでしょう。



そんな風にはなって欲しく無いので
一度きっちり整理したいと思います。



アップダウン奏法のために行う練習として
最も有効な方法は



4つのストロークを使い分けることです。



アップダウン奏法というのはハットサウンドに強弱をつけてノリを生み出す奏法です。



ということは、まずはそのストロークが使い分けれることが大前提の話になります。



4つのストロークというのは 
大まかに説明すると



どの位置からスティックを振り下ろし
どの位置まで振り上げるかということです。



仮にスティック位置の高いところを「
低いところを「」とすると



  フルストローク
  ダウンストローク
低  タップストローク
  アップストローク



という感じです。



練習方法についてはYouTubeなどで
とても分かりやすい解説がたくさん載っているのでそちらを参考にお願いします。



この4つのストロークを上手く使い分けられるようになると、ハイハットを叩く際にも用いることができるようになります。


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アップダウン奏法に身体の使い方の説明がないのは人それぞれ叩き方が違うのが大きな理由です。



野球選手の投球フォームがそれぞれ違うように
アップダウン奏法も人それぞれフォームが違います。



ですが、先ほど説明したようにエッジをショルダーで叩き、ボウをチップで叩くということに変わりはありません。



上手い人の動きはある程度参考にする程度に真似して、後は自分にあったスティックの振り方でひたすら練習していくのが1番の近道です。



自己流で振り方を少しずつ変えていき
より自然にスティックを振ることのできるような
抜け道を探して行ってください。



その結果、必要最低限の動きで円滑に叩くことができるようになります。



これが楽に叩けると言われる理由の1つです。



スティックを握りこんだり
腕や手に不必要な力が入ったまま



叩き続けると
手首を痛める原因となるので



すぐに改善するように気をつけましょう。



大事なのは、脱力とサウンドです。



動きそのものが良くなっても
サウンドが変わらなければ



あまり意味の無いものとなってしまうので、アップダウン奏法の本来の目的をしっかり頭に入れながら練習していきましょう!



最後まで読んでいただきありがとうございました。