こんにちは!
だいきです。
ドラム初心者の方にありがちな
最初の間違いなのですが
スティックの待ち方を意識していますか?
私は秋になると高校の文化祭を見に行かせて頂いてるのですが…
スティックを綺麗に持てている人が
意外と少ない!!!
びっくりするくらい少ない!!!
そう感じました。
スティックの持ち方って
軽視されがちですが
人からスティックへ
スティックからドラムへ
と力を加えていくわけですから
どうしても音に直結してくる
部分になります。
逆にスティックが
上手く握れてさえいれば
自分の力を100%ドラムに
伝えることが可能になります。
スティックはドラムを叩く上では
身体の一部と考えても
過言ではありません。
例えば、箸や鉛筆などでも小さい頃から
持ち方を矯正されてきたかと思います。
それは、正しい持ち方をすることで
初めて道具を扱えるようになるからです。
あやふやだったスティックの持ち方が
ハッキリと決まることで
今までパッとしなかった音も
自分の求めた音になるかもしれません。
しかし、ちゃんとしたスティックの握り方をできないと
楽器を良い音で鳴らすことができない…。
ましてや、楽器や自分の手首や関節を
痛めてしまうかもしれません。
そうなるのは嫌ですよね。
ですのでお伝えします。
勘違いされがちなのですが
ドラムスティックは
握るというよりも、つまむという感覚に近いです。
なぜなら、スティックを握りこんでしまうことで
スティック本来の動きを阻害してしまい
その分だけ、身体に負担がかかり
無駄な力がスティックに加わってしまいます。
ネットでは、スティックの持つ位置はスティック重心と言っていますが
重心とはその1点を支えると物体全体を支えられる点のことなので少し違いますね。
てこの原理に近いイメージです。
少ない力でスティックを振り下ろし
1番跳ね返る点を探します。
だいたいスティックの3分の1くらいの認識で大丈夫です。
いざ叩くとなると、小指がピョコンと
立ってしまう人がいたくさんいますが
小指がないだけで
加わるはずの力が加わらなくなったりするので
しっかりと、添えてあげましょう!
この際、親指と人差し指は支点になるので
他の3本の指を握りこんでしまうとスティックが
動かなくなってしまうので、スティックの動きを妨げないために添える程度にしましょう。
様々の持ち方がありますが
一般的にはマッチドグリップと呼ばれる
脱力しやすく
手首の可動範囲も広い
万能の握り方になります。
そして、良い音を出すためには力が入ってはいけません。
脱力をし、肩から肘、手首、指、スティックと1本のムチをイメージしながら力を連動させて
スティックを振っていきます。
最初はゆっくりでいいので、スティックに力を加える感覚と叩いた後にスティックが跳ね返る力を身体で感じてください。
そして何よりも重要なのは脱力です。
脱力することで、より少ない力でより効率的に楽器を鳴らすことが可能になります。
力が入ってカチカチの動きでは、いくら上手くてもかっこ良く見えないですからね(笑)
他にも、フレンチグリップやジャーマングリップなどたくさんありますがいずれ楽器ごとに叩き方の記事を書こうと思っているのでそちらで説明させていただきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。