☆病院より電話☆
4月9日(火)
18時30分頃病院から電話。
再び副院長から。
午後から祭ちゃんの容体が悪化して今、酸素室に入ってます。
肺炎を起こしている可能性があります。
お昼にお話しした抗がん剤治療をやるかの決断ですが、やるなら明日まで待てません。やるのであれば今からやります。と。
えっ、、
今、祭は酸素室にいるんだよね?そんな祭に抗がん剤なんて耐えられるの?
先生は、今の祭ちゃんの状態を楽にしてあげられる可能性があるのは、抗がん剤だけです。と。
私は今の祭を見ていない。きっと見る事が出来たなら抗がん剤を選択する事はしなかっただろう。
悩みに悩んで、私は抗がん剤をする事を決断してしまった。
「お願いします」
電話を切ったあと、涙が止まらなかった。さっきまで抗がん剤はやらないと決めていたのに、、
祭が今苦しんでる。救い出せる可能性があるのは抗がん剤だけ。
そんな思いで抗がん剤を決断してしまった。
この時の決断が今でも私を苦しめている。
祭はもっと苦しかったはずだ。