塾の先生に言われた言葉

『I高校行きたいなら学校行けるだろ』

『中学通えなきゃ高校無理だろ』


お兄さんも私もそうか…と思った

どうするかな?って見てたら

『中学行く』って言い出した



え?

えっーと…

えーーーーーー!!!



突然慌ただしくなった

だって

制服買ってないし

鞄もないし

もちろん教科書もない!


そして本当に行ける?

行ったとしてライオンに食べられない?

(虐められない?)の意味



登校日前日

担任の先生が校内の案内をしてくれることに

私はちびっ子の用事があり一緒に行けなかった



帰宅後のお兄さんが泣いてる

『行きたくない』って泣いてる


理由を尋ねてみると

『腕時計はダメって言われた』

『この靴もダメだって』

『靴下もダメだって』

『どんな事するのか分からないから不安』



腕時計は時間が分かると安心するのよね

それ外されると不安なのよね


靴は買おうか

靴下も買いに行こう

しばらく学校から離れてたから

そういうルールがある事をすっかり忘れていた


いざお店についたけど

白い靴と言われたけど白がたくさんある

どれでも良いのか?

どんな靴なら良いのか?

靴下もNIKEとか書いてあるものしかない

これで良いのか私も分からない



次の日は土砂降り☔️

朝から不安で泣いてる

辞めるのは簡単だけど

行きたい高校がある

どうする?と聞いたら

『行く』

と出て行きました




帰宅後

『もう行かなくていいや』

とポツリ…


理由を聞いてみると

『校門で先生にネクタイとシャツのボタンを一番上までするように注意された』

『学校へは制服で来るように言われて行ったけど

教室で突然みんながジャージになった

(みんなは制服の下にジャージを着て登校してた)

どうして良いか分からなくてトイレで着替えた』



よく対応した!

よく頑張った!

よくチャレンジした!

と伝えた


担任の先生に登校日の朝

『ネクタイとシャツのボタン

一番上まですると自分で外せないから脱げなくなるのでゆるくしてます。出来るように取り組みまふのでしばらくご理解ください』

と伝えておいたけど他の先生には伝わってなかったみたい



なんと!

制服の中にジャージを着るシステムがっ!

知らなかった!

事前に教えて欲しかったけど

よく対応して着替えたね

(担任の先生からはお兄さんが教室から突然いなくなったと言われた)



身体測定でジャージの中に肌着をきていた

その場で脱いでと言われた


肌着まで脱いでとは知らされてなかったのね

気持ちをキープする事で必死だったね

きっと



私には理解出来ても学校には理解されない

さまざまなところ

いくらフリースクールに毎日通っていても

現場(学校)に立ってないんだって現実を

突きつけられた



と同時にすっかり忘れていたお兄さんの課題が

いくつも見えてきた



I高校🏫

入学は出来ても卒業🎓が厳しいかもしれない

と気付かせてもらった出来事



勉強よりもまずやるべき事があるなと


その日から

行きたい高校🏫も大事だけど

卒業出来る高校を選択することの方が大事なのでは?

とお兄さんと話し合っている



そしてまた病院に通うことにした

こんな困りごとをサポートして

ひとり立ち出来る日を夢見て