月讀宮(つきよみのみや)
三重県伊勢市中村町742-1
月讀宮は外宮から約3.8km、内宮から約1.8kmの五十鈴川中流域の
中村町にある内宮別宮です。
祭神は月讀尊(つきよみのみこと)
外宮別宮の月夜見宮の祭神「月夜見尊」は本別宮と同じ神とされている。
宮域には同じく内宮別宮の、月讀尊の魂を祭神とする月讀荒御魂宮
(つきよみのあらみたまのみや)
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)を祭神とする伊佐奈岐宮(いざなぎのみや)
伊弉冉尊(いざなみのみこと)を祭神とする伊佐奈弥宮(いざなみのみや)
の3社があります。
複数の社殿が並ぶ別宮は月讀宮以外では瀧原宮の2社のみで
社殿は荒祭宮以外の内宮の他の別宮と同等で、正宮に比べれば
小規模であるものの、神明造の社殿が4つ並ぶ様は壮観です。
右(東)から月讀荒御魂宮、月讀宮、伊佐奈岐宮、伊佐奈弥宮と
並んでいますが、参拝は月讀宮-月讀荒御魂宮-伊佐奈岐宮-伊佐奈弥宮の
順が正しいとされています。
最高神天照大神(あまてらすおおみかみ)の妹神の月讀尊が祭神で
あることから、内宮別宮としては天照大神の魂を祭神と
する荒祭宮(あらまつりのみや)に次ぐ順位で、内宮宮域外の
別宮としては最高位の別宮です。
伊勢へ行ったら・・・
是非ここは参拝していただきたいお勧めのポイントです。