選挙に行って投票箱に己の権利をぶち込み、帰りに本やーへ行ってきました。この灼熱の太陽だというのに。ホントにホントに、夏の車内のモワッとした感じが苦手な上司との飲み会くらい嫌いです。
ビンボーショーのおれは欲しい本があるときブックオフ、ゲオ、漫画倉庫を回り、どこにも無かった時に舌打ちしながらちゃんとした本やーに行くのですが。案のジョー古本やーに置いてなかったので、ちゃんとしている本やーへ。おれはクソ熱い車内で、ガソリンが少なくなってきたタメにクーラーを切らないといけない状況がシャレにならんくらい嫌いです。みのもんたよりも嫌いです(でもめざましテレビよりは朝ズバ派)。
「後ろ向きな人生」という本(確か)を立ち読みしてると、隣に女性二人組が。若い方の女性がチラチラとこちらを見ていたので、本のタイトルを隠しながらニッと笑顔で応える。
向こうもニッと返してきたので、ちょいと照れながらまた本に戻ると、その女性がおれの足をツンツンとつついてくるのです。
「あそぼう?」
と。
アソボウ...ASOBOU...あそぼう...遊ぼう...
遊ぼう?
遊ぼうだと!!
「あそぶ」・・遊ぶ。
すきなことをしてたのしむこと。
(新選国語辞典:小学館より)
ナンパだ。これはナンパだ。落ち着けおれ。焦ったら負けだぜ。女性がおれに「すきなことをして楽しみましょう?」だと?罠だ。これは悪い罠だ。
承ります、と言ってついていったとたんにパンチパーマのおっさんが金のネックレスをつけて「誰の女に手出しとんじゃいっ!」って出てくるに違いないっ。どうにかこの状況を打開するんだ!何か言えおれ!
「いくつ?」
「さんっ!」
3歳か。なるほど、年上好きな尻軽女ってわけか。最近白髪が混じり出したこのおれの大人の魅力に惹かれ
たとしても不思議な話ではない。
「ちょっと!何してるの!」
連れの女性が叫んだ。こちらは一転、少しお年を召した綺麗な女性。おそらく人妻だ。
おれはこの人妻に目で伝えた。この若い女性はあなたのお連れさんですか、残念ながら僕とはいささか年が離れすぎている。お引き取りください。
おれの伝えんとしていることをすぐに察知した人妻は
「すみませんでした」と言って若い女性の手を引き帰っいく。
乱れた社会。