“わくわくする未来”を求めて(予告編) | MC452 オフィシャルブログ 「大都会での粋な日々」 Powered by Ameba

“わくわくする未来”を求めて(予告編)

今月のLifeスポンサーさんはなかなか面白いですね。Lifeホームページの一文はあれ黒幕がお書きになったのでしょう。ステキです。いや、ホントに。私自身バナーからイリー イッシモのページに飛んで見てみたんですが、ほんとコーヒーってこれまで「うまいっ!」っていうやつなかったですよね。明日はぜひ買って飲みながら本放送を聞こうと思います。ファミマとかあるかな。



さて、“わくわくできる未来”と。



私これ大好きな話です。



いつもこのBlogをご覧のみなさんはもうおわかりでしょう。



エヴァンゲリオン、攻殻機動隊、タイバニ、こういった“未来”、はやく来ないかはやく来ないかっていう話ばっかしてますがまずは予告編の中身のお話から。



チャーリーのお話にあった「後部座席が透ける車」、攻殻機動隊をご存じない方には全くわからないお話だと思うのでこちらに↓



なんか映像だとわかりづらいですね。むしろ攻殻機動隊見た方が早いのではなかろうか。



こちら参考までに↓



・・・後で見ていただいてもけっこうですので、続けますね。



IPS細胞など科学技術の最先端みたいなお話から、フリクションボールや炊飯器などといった手近なイノベーション、そして民主主義の“未来”といったところまで、いろいろな角度からのお話があったわけですが、



予告編お聞きになったこのブログの読者の方ならもうピンと来てマスよね。



傘。



これまで私プライベートでも何度この話をしたかわからないぐらい。ほんとね、長谷川プロデューサーとお話させていただきたいと思いました。傘はほんっっっっっとに。ま、傘の話は長くなるので今日はやめましょうか。



チャーリーが最もおっしゃりたかったところは


遠い未来の話をされると「それ実現できるの?」


未来のことを想像すると「でも何か悪いことも起こるんじゃないか」



への反発、なのでしょう。



藤子F先生にしても井上智徳先生にしても、その作品は科学技術の弊害やその恐ろしさを示すものではあると思います。しかしながら、士郎正宗氏の想像力はチャーリーのみならず賞賛に値することは自明でしょう。るろうに剣心にあった台詞から云えば、「時代を創るのは剣ではなく人」なのだと私も思います。SF作品がすばらしいのは、その想像力もさることながらその中にある“人間模様”なのではないでしょうか。ガンダムにしろエヴァンゲリオンにしろ、中でドラマを操る“人”のココロの動き、攻殻機動隊でいうところの“ゴースト”の囁き無くしてはドラマは生まれないものと考えます。



おはようございます。しごつーです。ご挨拶が遅れまして恐縮です。



やはり攻殻機動隊はだいぶと“わくわくする未来”が描かれているように思います。光学迷彩、電脳、インターセプター、タチコマ、そして茅葺内閣。まさに“未来”が詰まっていると申し上げて良いのではないでしょうか。ただし今の日本の状況を考えると、このままでは2030年には間に合いそうにありませんね。



昔はよく19XX年、であるとか20XX年、という表現が使われました。これはまだ未来が思いっきりもやに包まれていたころなのでしょうが、ある時期からは前述の2030年、そして「ほしのこえ」は2046年、といったように徐々に“未来”が近くなってきているように思えます。タイバニは西暦何年の設定でしたっけ。ともあれ、これは現代人が“未来”に期待している表れであるように思います。



“いつか”は“きっと”になり、“たちまち”“すぐに”そこにあるようになる、のではないでしょうか。手のひらにおさまるケータイ電話、薄型液晶テレビ、ブルーレイハンディーカム、SkypeにしたってTwitterにしたって、私や上の世代のみなさんには想像もできなかった“未来”が今ここにあるように思いますが、みなさんどうでしょう。あまり意識しなければごく簡単に通り過ぎることができてしまうような問題ではありますが。



前置きが長くなりましたね。私の思う「最近わくわくした“未来”の話」について2点紹介致します。



まず一つ目はEUです。



申し上げていることが伝わりづらいかもしれないので改めて正式に書くと、欧州連合ですね。ローマ条約発効にはじまり、当初6カ国しかなかった加盟国が現在では27に上り、ヨーロッパの半数以上の国が加盟している現在の欧州連合。アジアの端っこの国に生きる我々にはあまり実感ができないことではありますが、私からは法学部らしい目線でお話をさせてください。



2009年12月より全27カ国で発効したリスボン条約はEUの基礎的な枠組み、実質的に憲法に相当するものです。これには人権憲章やら裁判機関、いろいろが定められているわけなんですが私がここでアピールしたいのが“EU規則”“EU指令”というものなんですね。なんといったらよいのでしょうか。これがEUを単なる条約ではなく“連邦”たらしめている、といいますか。EU規則というのはEU加盟国において即時に効力を有する法のことで、EU指令というのはそれに準じた国内立法を促す命令・・・といってこれ伝わってるでしょうか。だめだこれちゃんと説明しようと思ったらまた長くなるな。



わかりやすくいうと、EU加盟国ではEU規則に従わないといけないし、加盟国はEU指令に基いて立法しなければいけないんです。



もうそれ国じゃね?っていうことなんですよ。



国際法、抵触法あるいはそれらの研究の目的の一つに「法統一」というものがあります。世界が一つの法体制に含まれれば、国々が争うこともなくなるのではないでしょうか。ましてや法どころか今週EUでは10年後の予算を会議していたという(決裂したようですが)。戦争の無い世界。これは“わくわくする未来”に他ならないでしょう。EUではそれがかなり進行している、と私には思えるのですが、どうでしょうか。いつかはヨーロッパ連合につづいてアジア連合、アフリカ連合といった要領でいつかは“世界政府”ができる、なんて未来がやってきてもおかしくないのではないのでしょうか。



2つ目の“わくわくする未来”は、やっぱりボーイング787ですかね。説明は私がするのもナンなんでウィキペディアでも参照してください。



ちょっと前にARカーナビでびっくりしていたんですが、まぁそんだけの技術あったら当然飛行機にも搭載しますわよね。世間がオスプレイで騒いでいる間に旅客機も大進化ですよ。っていうか今まで何してたんですかね(失礼極まる)。こういったイノベーションは大歓迎です。ただ欲を云うなら、飛ぶシステム自体は変わらない、っていうところですかね。



致し方ないといったらそれまでなのですが、重力ってそろそろ克服できてもいいと思いませんか?



先々週?から連載が始まった少年ジャンプの新作の話ではなくて、もっと遡ります。いとうみきお先生の「グラナダー究極科学探検隊ー」という作品をご存知でしょうか。55号機重力コントロールゼビルスでプカプカと宙に浮き「常識なんてクソくらえだ」と笑う教授が印象的でした。残念ながら量として全2巻の作品の中にはそんなに多くのものは詰まっていないのですが、それでも空想科学は我々に大きな夢を与えてくれるものです。



科学、とは何でしょう。



突き詰めて科学とは、「仮説と証明の繰り返し」なのではないでしょうか。だとすれば、仮説を立てることなくして科学の進歩はありえない。蒸気で船を走らせることができた私達人類ならば、電脳化だって義体化だって不可能ではないのでしょう。



ただ、2030年には間に合わなそうですよね。



いつだったかマウスの脳に直接記憶の書き込みができたという話を聞いたときは「やった!」と思ったんですが、それが10秒程しか保持できなかったと知った時の絶望感たるやなかったですよ。



ま、「証明」の方はドクターやプロフェッサーのみなさんにお任せするとしまして、我々は「仮説」を立てる方をせっせとがんばりましょう。



また長くなってしまって・・・、今回も番組にメールを送るのは断念しましょうかね。



ところで傘ってさぁ・・・



んじゃまたなパー





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