世の中アンチエイジングだなぁ、と感じる瞬間 | MC452 オフィシャルブログ 「大都会での粋な日々」 Powered by Ameba

世の中アンチエイジングだなぁ、と感じる瞬間

竹内順子さんのお話をします。



さしずめ現代の子供たちにとってはNARUTO-ナルト-かイナズマイレブンでしょうか。私の初めての出会いはるろうに剣心でした(十本刀・本条鎌足)。








ただ鎌足の印象はあまりなく、やはり一番の衝撃はHUNTER×HUNTERゴン=フリークスでした。






何よりあの作品は声優陣のパワーがすさまじかったと今でも思います。甲斐田ゆきさん、郷田ほづみさん、高橋広樹さんなどはとりわけ存在感を放っていました。が、なんといっても竹内順子さんがすごかった。



一つ一つの台詞はもちろんのこと、私が特に感動したのは彼女の息づかい。「ははっ」「ぅわぁー」「ふぅー」「っふーん」といった、言葉になるかならないか、というような台詞において彼女の技術は当時から極めてすばらしいものであったように記憶しています。



で、やはり俗に云うところの「“中の人が同じ”現象」が起きます。私の世代であれば間違い無く遊戯王デュエルモンスターズ、モクバでしょう。






さらに言及するならば、遊戯王デュエルモンスターズというアニメは声の演出が非道かった。否、なんと申し上げましょうか。わざとらしい演技が目立ちました。竹内順子さんももちろんその例外ではなかったのですが、やはりその中でギリギリのラインでやっていらっしゃったのが同氏であったように思います。当時の置鮎さんとかそれはそれはもう(ry



で、



NARUTO-ナルト-へ。



この問題、どうにかならないのかな、ということを思います。



他にいねーのか、と。各方面に失礼であることを深く承知の上で書いているんですが、ほんといい加減勘弁してくんねーか、って思います。



北斗の拳・シティーハンターでお馴染みの神谷明さんをはじめとして、属に云うこの、「使い回し」というもの。



もちろんその演者が100%の演技をしてくれることが保証されている以上、その演者を使わない理由はありません。



が、だとするならば、



もうドラマの主人公なんて全部深津絵里でよくね?って話になります。なりませんよね。だっていろんなヒロインいるからね。



確かに、少年漫画の主人公は少年になりやすい。漫画雑誌の対象年齢層がボーダーレスになっていると言われる昨今でもそれは極めて顕著です。



だとするならば、



全ての作品の主人公を竹内順子さんと田中真弓さんでまわすのが最良の策と申し上げられるでしょうか。



んなワケねーだろ。



理由は簡単。視聴者からみてイメージがカブるから、とかそういうことではないんです。



下の世代が育たないから。これ。



おはようございます。しごつーです。先週までに配信されていたLife番外編Podcast、「Life×フットボールサミット~日韓戦とナショナリズム」をすべて拝聴しました。Lifeでサッカーを文化系の目線から、という触れ込みだったんですが、いかんせん日韓の政治的な問題に話が傾倒していて、なんだかもの足りない感じを得ました。論客たち自体はおもしろかったんですが。



さて、今月のLife、テーマはアンチエイジングということで私も珍しく考えてみました。



一番最初に頭に浮かんだのは夏木マリさんだったでしょうか。「エイジング」という概念です。





「アンチエイジング」とは「抗老化」「抗加齢」を意味する言葉ですが、年齢を重ねることに抗うのではなく、その年齢ごとの生き方を受け入れ、素敵に歳を重ねよう、胸を張って歳を重ねていこう、というのが夏木マリさんの考え方。



そりゃそうです。歳はとるんだから。抗うも何もとるもんはしょうがない。寝ていたって起きていたって、死なない限り歳はとる。なら受け入れる他ないわけですよね。私もこの考え方に賛成です。



そして、「変な若作り」に反対です。ヨボヨボのシワッシワの倒れそうになってるおじいちゃんがヴィヴィッドなピンクとグリーンの服着てたら「何やこいつ」って思いますよね。もちろんその人が内面からイキイキとしていれば、年齢が40だろうが60だろうが格好も行動も発言もメールの絵文字もそれに見合ってくるものと思います。だから詰まるところ、「不自然なのは良くない」というところです。至ってフツーの結論になってしまいましたね。えぇ。



夏木マリさんの考え方は換言すると、予告編で黒幕から出た言葉「成熟」というものなのではないでしょうか。「加齢」というとどうしてもネガティヴなイメージを受けてしまいます。チャーリーの云っていた「耐用年数」という言葉もそういったニュアンスからくるように思います。



「成熟」



これ、今回の一つのテーマになって欲しい。



で、冒頭の話です。



竹内順子さんは、「成熟」している。いやもう40歳超えていらっしゃるからとかそういうことじゃなくて、技術面でのお話ね。



・・・ん?



あの、これ女優・声優として活躍されている竹内順子さんのお話をしているんだけど、大丈夫だよね。同名のAV女優の方と勘違いしていらっしゃる方がいたら今すぐ頭切り替えてアタマから読み直して下さい(いやこのタイミングでさすがに大丈夫だろ)。



竹内さんが我が国で指折りのプロであることは自明です。しかしながらその竹内さんをずっと起用していたら、竹内さんが死んだ時どうなるでしょうか。もちろんこれは大袈裟な書き方をしていますが、下を育てないことには、その業界に未来はありません。予告編で出ていた「上がはやく席を空けない問題」というところでしょう。



「空けない」というとその人自身が悪いようなニュアンスになってしまいますが、問題は「空けられない」もしくは「空けさせられない」というところなのでしょう。しかしいまだに田中真弓さんから中華一番のイメージを拭い去れない人もいるでしょう。



新しい世代に遷り替わらないということは、あらゆる面でマイナスになります。テレビアニメ「ドラえもん」の声優陣一新は、今思えば画期的であったと考えます。下を入れていく、という。彼らもなん十年かしたら新しいメンバーに引き継がれるのでしょうか。「成熟」したら。



さて、長々しく書きましたが、今月のテーマ「世の中アンチエイジングだなぁ」と思う瞬間、といって私が思いつくのはこのぐらいでしょうか。ダラダラと長くなってしまったのでわざわざ番組にメールすることはありませんが。



というよりも、



そうです。このBlogは何よりここの読者のみなさんの為だけに書いているのでね、そんなことをする必要が無いんですよ。えぇ。お楽しみいただけていますでしょうかみなさん(しらじらしい)。



それでは今週末のLifeの放送を楽しみに致しましょう。



んじゃまたな叫び





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