どうも皆さん。お久しぶりです。大輝です。
おニューの自作PCについて書こうと思って下書きをしていたら、いつの間にか4か月ほど経過していました。(´・ω・`)
まだ、もう少しかかりそうなので、先に別の話題について書くことで更新する意思を表明しておきたいと思います。
さて、今回の話題はこちら。
SONY BDZ-AX1000になります。
こちらは、SONYの2010年製のBDレコーダーで、当時のフラッグシップモデルになります。
一応AX1000はHDDの容量が1TBに対して、AX2000が2TBという上位モデルも存在します。
下位モデルとして、AT900/AT700/AT500/AT300Sも存在します。
ざっくり説明すると、AX1000はATシリーズの画質にこだわった版といった感じ。
HDMI端子が2個搭載されていて、AVピュア出力が実装されています。(HDMIの片方を映像専用に、もう片方を音声専用にする機能)や、プロジェクターとテレビを同時に接続し、切り替えることで、出力をわざわざスプリッターなどで分岐する必要がない。という使い方が想定されているそうです。
要は、AVアンプが3DやDolby Vision等の最新規格に対応していない場合、テレビと直接接続して最新機能を確保しつつ、音声はAVアンプへHDMIで転送できるよ。というなんとも言えない使い方ができるようです。
確かに光デジタルだといちいちアンプ側をテレビやレコーダーなどで入力切替をする必要があったり、Dolby Atmosに対応していない。なんてことがないので最新規格を追い求める人にとってはありがたいのかな。
うちでは使わないけど。
背面の端子はみな金メッキ(チューナーは除く)加工がなされているので、高級感はありますよね。(当時の想定価格で20万円程度の模様)
で、なぜジャンクなのか。という話なのですが、それがこちら。
そう。Blu-rayが再生できないんですよ。こいつ。
どうやらBlu-rayディスクが判別できないようで、DVDやCDはしっかり再生できました。
BDレコーダーの癖にBDが再生できない。だからジャンクということですね。
あっ、値段はこちら。
税込み1万1千円でした。たっか。(まじで近くのハードオフ値段高いんだけど。)
で、修理するのですが、まずはBDドライブのレーザー出力の調整ネジ(半固定抵抗)をいじって症状が改善するか試してみましょう。
本体の開け方については、他のサイトなどで親切丁寧に解説されているのでそちらを参考にすることをおすすめします。
ということで、オープン。
出力系統の基盤やチューナーをわざわざ別の基盤にしている作りを見ると、他のレコーダーより丁寧さを感じますね。
同時期に発売されていたSHARPのBD-HDW65なんかだとメインボードに直付けになっているので。
搭載されていたHDDがこちら。
懐かしの日立製ドライブですね。日立製のHDDはほぼAVコマンドに対応してるなんて話を聞いたことがあるのですが、ほんとなんですかね。
少なくともうちにある日立HDDはみんな対応しているのですが。
使用時間はこんな感じ。意外と少ないっぽい。(一応10年選手)
さて、さっさとドライブを外してしまいましょう。
ということで、こちらBRD-400Tですね。後継機は500Tだそうです。500Tはフレキケーブルによる接続に変更されたみたいですね。
400TはSATA接続です。ただし、電源コネクタは独自端子。
4ピンなので、多分ペリフェラルとかと同じなんじゃないかなぁ。と思ってたり。
電圧を調べようとおもっていたのですが、すっかり忘れてたので機会があればということで。
で、このドライブをさらに開けた状態がこちら。
10年経過している割に綺麗だと思います。もっと埃が詰まってるかなぁと思ったのですが。
本体も埃こそ多かったですが、ヤニ汚れなどは一切見受けられなかったので恐らくいい環境で育ったのでしょう。
さて、半固定抵抗をさっそく触っていくわけですが、どっちだ?
片方がDVD・CD用赤色レーザーダイオードで、もう片方がBD用青紫色レーザーダイオードの調節になっているのですが、書いといて欲しいよね。
感触的には、右側がBDっぽい(青紫色レーザーが弱くなった)ので恐らく右側が正解なんじゃないかな。(間違ってたらごめん)
ということで、5日ぐらい連日調整してみたのですが....ダメですね。
恐らく半固定抵抗で調整できる域を超えているみたいですね。こればかりは寿命としか。
というか、BDドライブのレーザーダイオードって弱くない?よくSHARPとかがこういう症状出てるけど。(中身は大体Pioneer製)
うちで使ってるLGのGGW-H20Nも一時期BDのフォーマットだけができない謎の症状を発症してたし。
さて、レーザーの出力調整をしてもどうにもならないのなった時にできることは2つ。
レーザーダイオードそものもを交換する(ほぼ不可能だし成功例なし。)
ドライブそのものを交換して延命する。
普通ならドライブ交換を選択しますよね。ということで、用意しました。
動作確認済みのBRD-400Tです。
ということで、ちゃっちゃと交換してチェックしましょうか。
元の形にもどすだけなので簡単ですよね。
ということで組み終わりました。
さっそく確認しま...した。
無事に再生できましたね。
一応BDの書き込みもチェックしました。
問題なさそうですね。というか5分で終わるの早いな。
うちのPanasonicのレコーダーとか1時間とか表示されるときあるんですけどね。(実際は10分ぐらい)
ということで今回はざっくりこんなもの買ったよといった話。
一応何を思ったのか動画を生み出したので暇すぎて地球を滅ぼしたいと思うぐらい暇なときにでも見てください。ではまた。