こんにちわ!

 

今回は陽線について話したいと思います。

 

陽線は、価格の上昇を示すローソク足です。

 

蝋燭足などで、終わり値が始め値より高かったときに、その差額分を白地で表した四角形です。

 

ただし、価格の上昇の仕方は様々で、同じ陽線でも、形によって、含まれる情報は異なります。

 

大陽線、小陽線、下ヒゲ陽線、上ヒゲ陽線という呼称される陽線があり、それぞれにチャートを読み解く上でちゃんとした意味があります。

 

大陽線は、相場がすごく強い事を表わすローソク足です。

 

実体(胴体)の大きい白抜きのローソク足になります。ヒゲの有無や長さなどにより意味合いが微妙に変わります。

 

株式相場の場合、株価の10%程度であれば上昇期待は高まります。

 

小陽線は、相場が強い先安感であることを表わすローソク足です。

 

ヒゲが上に付くか、下に付くかなどで意味合いが変わってきます。

 

一般に強い保ち合いの状態のときに出現し、相場参加者の心理としては気迷いとされます。

 

下ヒゲ陽線は、上昇を暗示するローソク足です。

 

売り物に押され下押ししたものの、買い方に支えられ流れが反転し、寄付きより終値が高く終了したローソク足の型です。

 

影(ヒゲ)が長いほど反発が強かったことを意味します。

 

上ヒゲ陽線は、相場がやや弱い事を表わすローソク足です。

 

しかし、下落局面で出現したときなどは底打ちを暗示する事も多くあります。

 

今日はここまで!