20日(土)から、全国社会人サッカー選手権大会(全社)が始まります。20日から24日まで、怒涛の5連戦を戦い、11月に行われる地域決勝大会(地決)への出場権を争います。全社、地決を勝ち上がれば、JFL昇格が叶います。

昨年、東京ユナイテッドに加入し、2年が経ちます。選手兼コーチという新しい挑戦をいただき、トレーニングを構築しながらプレーする、という難題と向き合ってきました。

同時に、解説や執筆などセカンドキャリアと言われる仕事たちも行う、という更なる難題も加えて、この2年を過ごしてきました。

これは、10年を過ごした鹿島アントラーズを離れる決断をするときに自分に課したことでした。

愛する鹿島を離れるなら、それだけのことをしなければ意味がない。迷ったら、難しいことから選択していこう。

それから、BEC TERO、ファジアーノ岡山、東京ユナイテッドと、3つのクラブを心から愛することができました。

どれも、そのとき一番難しいと思われる選択をしました。それに挑戦し、成し遂げられたことも成し遂げられなかったこともありました。ただ、後悔だけはしないように、と歩いてきました。

そして、いよいよ東京ユナイテッド初の全社、そして念願のJFL昇格への挑戦です。

運命でしょうか。今年の全社は茨城県で開催されます。そして、僕たち東京ユナイテッドは鹿嶋市で戦います。

{1440D991-FD65-4C6A-A37C-61B27AF3B99B}

初戦はカシマスタジアムの横、卜伝で行われます。

2年の歩み、鹿島を離れてからの5年の歩み、プロサッカー選手15年の歩み、サッカーを始めて約30年の歩み、人生37年の歩み。

その全てを賭けて戦います。

今回も、成し遂げられても、成し遂げられなくても、後悔のない戦いにしたいと思っています。