クラブから発表されたように、私は今シーズンをもって、ファジアーノ岡山を退団することになりました。

 

皆さんへの想いは、公式のコメントにあいも変わらず長々と語らせていただきましたので、そちらをご覧になっていただきたいと思います。

 

4日のプレーオフ決勝に敗れ、私のサッカー人生設計は全くの白紙になりました。

 

岡山2年目の今年昇格を果たし、来年1年間J1で戦い引退する。それが岡山に来てからの私の夢でした。そのためにサッカー人生を賭けてきました。しかし、叶いませんでした。

 

その時点で、先のことは全く考えていませんでした。

 

「少しゆっくり考えたい。」

 

それが本音でした。

 

しかし、クラブと話をする中で、自分の将来とファジアーノの将来を考えると、結論を先に伸ばすことはお互いにとってデメリットが大きくなること。そして、来シーズンの足並みが私とクラブとで少し揃わない感触があったこと。そこで、早めの決断ということになりました。

 

決勝からのこの数日間、皆さんからのたくさんの温かい声は届いていました。ありがとうございました。今はこの決断を理解していただけないかもしれませんが、いつか分かっていただけると思っています。ただ今は、その声に応えることができず、申し訳なく思っています。

 

本来は時間をいただき、引退するのかどうかも同時に発表したいと思っていましたが、こうした事情もあり、引退に関してはまだ決断しておりません。そこは少し冷静に、まずはあらゆる情報を集めながら、将来を考えていこうと思っています。

 

選手としての道ももう少し模索してみてみます。選手として、もしくは他の立場で、自分にできることは何か。自分に求められることは何か。全てをフラットに同じテーブルに乗せて考えていくつもりです。(あらゆるお話を絶賛大募集しています!)

 

そちらも追々、お話しできる状況になりましたらご報告させていただきます。

 

改めまして、

 

2年間ありがとうございました。もの凄い2年間でした。信じられない2年間でした。

 

苦しかった。振り返れば楽しかった。

 

本当にありがとうございました。岡山が大好きになりました。

 

夢を叶えたかったです。