ご無沙汰しています。皆さんいかがお過ごしでしょうか。春の陽気に包まれていると、ありきたりですが、こうした書き出しをついしたくなってしまいます。4月も残すところあと数日となり、ついこの間始まったと思っていた2016年も、もう3分の1を終えようとしているということになります。歳を重ねると早くなると言われる、年月のスピードはどこまで早くなっていくのでしょうか。

さて、J2リーグはここまで9試合を消化しました。私たちファジアーノ岡山の歩みは、決して悪いものではありませんが、率直に言うと、思うようにはいかないものだな、と感じるものとなっています。

私は今の時点ではあまり勝ち点状況などを気にしないようにしていますが、聞いた話では、奇しくも昨年の今の時点と同じだそうです。昨年はここから迷路に入り込み、正確には覚えていませんが、ほとんどの試合で勝ち点3をあげられない時期を過ごした覚えがあります。

人生では時にこうした偶然なのか必然なのか分からない運命的な数字に出くわすことがあります。そして、そうした時には必ず意味があります。私たちに課せられたこの運命的な挑戦に、昨年からの積み上げと今年こその想いをみんなでぶつけていきたいと思っています。

昨年からずっと応援してくださっている方には分かっていただけていると思いますが、今年の戦いは昨年のそれとは全く違うものです。間違いなく、いいチームにはなってきています。しかし、私たちはそれを結果で証明しなければいけません。そして、いいチームというだけでなく、強いチームになっていかなくてはいけません。

強いチームになることは、いいチームになることに比べたらはるかに難しいことです。私たちはここからもう一度、目標を明確に、チーム一丸、岡山一丸となって、この課題に挑んでいきたいと思っています。


それと、ここでお知らせがあります。今日4月27日を1回目として、BEST TIMESというサイト上で寄稿させていただくことになりました。「サッカーの常識への挑戦」というテーマのもと、私が考え、見てきたサッカーについての考察を文字にしていきます。

タイにいた一昨年に、このブログで書いていた時のようなサッカーについての話をもう一歩先に進めて、サッカーというシンプルで深いスポーツのピッチの中を覗いてもらえるような内容にできたらと思っています。

なお、この寄稿はできれば数週間に1回のペースで書いていきたいと思っていますが、近況やチームの結果とは切り離して進めていくつもりです。そうしたことは引き続き、こちらのブログで書くことにしておりますので、そのつもりで読んでいただけたらと思います。

初回は「サッカーを知っている選手」について書いてみました。是非そちらの方もよろしくお願いします!