皆さんがタイのサッカーに少し興味を持ち始めたところ(?)で、タイプレミアリーグ(TPL)の勢力図をざっとご紹介したいと思います。

現在2位はムアントンというチームで、昨年は2位でした。ACLでも名前を聞いたことがあると思います。昨年はブリラムが無敗優勝をし、今年のACLではセレッソの組であと一歩でしたね。この2つがここ数年は交互に優勝しています。資金力もあり、プレミアリーグやスペインリーグから選手を呼んだりしていて、力のある選手を揃えています。

昨年3位のチョンブリは、今年からヴィッセル神戸の和田さんを監督に据え、コーチ、スタッフ、選手に日本人を集め、毎年上位争いをしています。カレンのいる昨年4位のスパンブリ、モニのいる昨年5位のバンコクグラスも資金力があり、力のあるチームです。

僕のチームBECは、ボランチに元タイ代表のベテラン選手がいる以外は20歳そこそこの若い選手が揃ったチームです。両サイドバック、センターバック、ボランチ、トップ下に若い年代のタイ代表選手がいます。2000年、2001年に連覇したこともあるみたいですが、近年は優勝に手が届かず、昨年は7位でした。

ここまで戦った印象では、ここに書いていないチームもそれほど力の差はないように感じます。

ここに簡単に現在の順位を載せてみます。(11節終了時点)

1.BecTero 勝ち点23(得点22 失点9)
2.ムアントン 勝ち点23(得点26 失点15)
3.チョンブリ 勝ち点20(得点21 失点14)
4.アーミー 勝ち点20(得点18 失点15)
5.シンタルア 勝ち点20(得点13 失点12)

9.スパンブリ 勝ち点17(得点16 失点13)
10.ブリラム 勝ち点16(得点14 失点10)
11.バンコクグラス 勝ち点16(得点19 失点16)
(全20チーム)
ちょっと興味が湧いてきたでしょ?(笑)

タイリーグは5月の終わりから8月くらいまで、連戦につぐ連戦で佳境を迎えます。W杯期間中にサッカー観戦に飢えたサッカーファンの方は、タイ旅行も兼ねて一度タイサッカー観戦にいらしてみてはいかがでしょうか。


そういえば、僕はずっと思っていたのですが、タイリーグもそうですが、韓国のKリーグや中国のCリーグ、オーストラリアのAリーグの情報がなさすぎるのが、ACLの注目度が上がらない一つの要因ではないかと思います。せめて、順位表だけでもどこかで定期的に目にするようになれば、日本のチームが対戦するのがどのようなチームでどのような調子なのかが分かって、面白くなると思うのですが。