話し手自身が自分のストーリーの聴き手になる
みんなで話せるトークイベント「It’s my life」、終了。当日のドタ参もあって、満席に(ゲストと子ども含む)。色々と反省点はあるが、これからもあのような場を作っていきたいなと思えた。僕にはあのような場が必要だからだ。前にも書いたが(サラリーマンの時に一番辛かったこと)、僕はサラリーマンの頃(20代)、ずっと自分のことを話す機会がなかった。

当時話していたことは、勤めていた会社の代弁者として商品のことや会社が取り組んでいる事業のこと。自分がどんな幼少期を過ごし、どんな苦しい体験があって、それをどう乗り越えてきたか、そしてこれからはどのように生きていきたいか、それらを自分の言葉で語る機会がなかった。語っていなかったから、自分という人間がわからなかったのだ。ずっと人生に迷っていた。考えても、考えてもわからなかった。

(写真左 おかっち)
ずっと立ち止まっていては会社に居場所がなくなるので、自分の人生のことは後回しで、毎日与えられるノルマを必死で追いかけた。見えないものを見るのではなく、見えるものを追いかけていたらその先が見えてくるということを信じて。そして結局、潰れた。その先に希望がないと走れないことがわかった。無理やり力を振り絞っても、長くは続かないことがわかった。

(苦しかった時の心の叫び)
心理学のナラティブセラピー(自分の物語を語ることや対話することで自分を発見していく療法)には、こんな教えがある。
「自分が考えていることは言ってみないことにはわからない。考えることを見つけるためには話し続けなければならない。表現が先でそこから意味が生じる。話すことで何をどう考えていいかがわかってくる。」

どれだけ考えてもどう生きればいいかがわからなかったのは、話していなかったから。考えてばかりで、悩んでばかりで、自分の言葉で自分のことを語っていなかったから。思考は話すプロセスの中で形作られていく。問題解決に向けてどの手順でどう考えていいかがわかってくる。考えを声に出していくことで、はじめて思考としてまとまってくる。自分語りをしないことには、自分の人生がはじまらないのだ。

「登壇者のプレゼンの感想のシェアをするのではなく、登壇者の人生があなたの人生とどう重なるか、または重ならないか、ということをシェアしてください。自分語りをしてください」参加者の方には、そのように伝えた。ゆっくりと自分のことを話し始める。いままで言葉にできなかった不安、心配、きがかりなど、人に説明する過程で整理されていく。

自分の中にあった言葉にすらできなかった断片が、人に伝えるという試みを経てそれなりの表現になってゆく。話し手自身が、自分のストーリーの聴き手になり、「何を手放せばいいか」「何をすればいいか」が言葉として浮き上がってくる。人生の意味がはっきりと見えてくる。生きる希望が見えてくる。見えてくるから動き出す。一歩踏み出したいという欲やエネルギーが噴き出してくる。


20代の僕はまさにこのような場を求めていたし、今の自分にも必要な場。なので、これからも「みんなで話せるトークイベント」をやっていきたい。自分語りを通して、「It’s my life(これが私の人生だ!)」と言える自分が納得した生き方を見つけていきたい。またやろう。
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次回は、7月22日!
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