第27回 本音で生きる人は、人が見ていなくてもやる
本音で生きる人は
建前で生きる人は
人が見ていないとやらない
なぜこの非常事態に列に並ぶの?
なぜ略奪をしないの?
なぜ弱っている人を助けることができるの?
3.11の東日本大震災の時に、日本人の行動が世界を驚かせました。どこの国でも、こうした自然災害の後には、暴動や略奪などで社会が混乱するのがあたり前だそうです。
人に迷惑をかけてはいけません!
一方、『空気を読んでも従わない(岩波ジュニア新書)』の中で、このようなエピソードが紹介されていました。あるテレビ番組に出演していたブラジル人がこう言ったそうです。
「今日、ベビーカーを抱えた女性が、駅の階段を上がろうとしていた。彼女はふうふう言いながら、ベビーカーを抱えていた。信じられない。私の国なら、すぐに彼女を助けて、ベビーカーを代わりに持ってあげるだろう。どうして日本人は彼女を助けないのか?日本人は優しい人たちじゃなかったのか?」
震災の時に、あれだけ譲り合い、助け合える日本人が、どうしてベビーカーの女性を助けないのでしょうか? 僕たち日本人はその答えを知っています。一つは、逆に迷惑だったらどうしよう、です。どうヘルプしたら良いかわからないし、声をかけて断られたらはずかしい。ひったくりに間違われるのもイヤだし······。そのような考えがブレーキになって、助けたい気持ちはあるものの何もできないケース。もう一つは、周りの人が助けないからです。女性が自分にとって関係のない女性だからです。こちらは、僕自身がそうだったから、痛いほど気持ちがわかります。
会社の顔とプライベートの顔が違う
会社のバッジをつけて病院に訪問した時は、患者さんに迷惑にならないように、駐車場の一番端に駐車していました。営業マンはみんなそうしていました。でも、プライベートで病院に行く時は、入り口から一番近いところに駐車しようとします。仕事中は誰と会っても元気よく笑顔であいさつするのに、プライベートでは隣に住んでいる人にもあいさつしない。まちを歩いていて落とし物があっても見て見ぬフリ。ガムのポイ捨ては日常茶飯事。僕の中で、ルールを守らないといけない時と守らなくてもいい時があったのです。
「日本人は、基本的に「世間」に生きています。自分に関係のある人達(世間)をとても大切にします。けれど、自分に関係のない「社会」に生きる人達は、無視して平気なのです。なるべく関わらないようにします。」
著者の鴻上さんは、このように指摘しています。以前の僕がそうでしたが、「建前で生きる人」は、”自分のことを知っている” 人には、迷惑をかけたくないのです。僕の場合は、仕事中は、会社に迷惑がかかるので、ルールやマナーを守りました。しかし、仕事以外の時間や知っている人がいない場では、思いやりも優しさもどっかにいってしまい、マナー違反をたくさんしていたように思います。
「旅の恥はかき捨て」ということわざにもあるように、「建前で生きる人」は、知人がいない環境では、恥ずかしい言動も平気でやれるのです。その場限りだし、気にしない。誰も見ていないし、別にいいだろう的なやつ。そのようなこともあり、プライベートを知られたくないので、職場の人にSNSを公開していない人も多いのではないでしょうか(僕はそうでした)。
日本人 = 恥の文化
このような「恥の文化」があるからこそ、周りの人の気持ちに寄り添えるし、みんなが居心地の良い場を作ることが得意です。自分さえ良ければいいのではなく、周りの人に喜んでもらえる提案ができます。近年、インフルエンサーが提案する「自分らしく生きよう」「好きなことを仕事にしよう」というライフスタイルが、間違って解釈されて、マナーやルールを平気で破る人が増えています。Youtubeの視聴者数を増やしお金を稼ぐために、商品に爪ようじをいれて動画にするという事件がありました。自分の欲求を満たすためには、周りのことはどうでもいいという感じ。
周りの人のことを思いやることも、迷惑をかけないように配慮することも、社会という一つの大きなコミュニティーで生きていくためには必要です。ただ、それが強くなり過ぎると、自分が置いてけぼりになり、心も体も苦しくなります。そして我慢ばかりしていると、他の人が自分勝手にすることを許せなくなるのです。不倫へのバッシングがその象徴。同調圧力を総動員して、みんなの目の前でタコ殴り。毎日のようにメディアで流され、ルールを破った人を叩く風潮がますます強くなっていくのです。
赤信号、みんなで渡れば怖くない
また、周りが間違った方向に進んでいることに気づかなかったり、見て見ぬフリをすることも。「赤信号みんなで渡れば怖くない」、みんなが渡っているから赤信号でも渡っても良い。本当にそうでしょうか。赤信号は同じ道路で、車と歩行者が安全に効率的に移動するために作られたモノ。「みんなが渡っていないから止まる」ではなく、「自分も周りも安全に移動するために止まる」です。
「本音で生きる人」は、人が見ていようが見ていまいが、自分が正しいと思うことを行動します。「人に迷惑をかけない」と「本当に望んでいるを叶える」の両方を考えて行動するのです。上司が見ていなくても、ミッションを達成するために仕事する。知っている人がいない旅行先のホテルのバイキングでも、使いやすいようにトングを置く。赤信号でみんなと一緒に渡っていても、車がきたことに気づいたら「止まれ!」って大声で叫ぶ。周りから白い目で見られたとしても、うるさいって怒鳴られたとしても、大切な人を守るために行動するのです。
周りを大切にする気持ちもわかります。人様に迷惑をかけたくない気持ちも。それがあなたの良い所です。ただ、他の人の視線ばかりを気にしていたら、あなたが本当にやりたいことに一歩踏み出せなくなる。あなたの気持ちをずっと犠牲にしていたら、あなた自身が燃え尽きてしまう。僕はそれがとても悲しいです。だから、周りの人を選ぶか、自分を選ぶか、という二者択一ではなく、周りの人が望んでいることとあなたが望んでいること、この両方をバランスよく考えてみてはどうでしょう。
誰も見ていなくても、あなたは見ている。これまでの人生、ずっとあなたのそばであなたの行動を見てきたのです。だから、あなたがあなたに、心から「YES」と言える行動をしていこう。よくやったね、っていえることを、増やしていこう。そうすれば、あなたがあなたのことを好きになれる。自分の人生に誇りが持てる。「自分らしく生きる」は、あなたがあなたを認めることから始まるのです。
自分に「YES」といえる
行動をしよう!
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ライフスキルティーチャー
ミスターおかっち
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▼わたしの人生▼
僕の人生で起こったすべてを物語にしました。
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