第26回 本音で生きる人は、ないものをツケタス
本音で生きる人は
建前で生きる人は
あるものでヤリクリ
「今あるものでなんとかしろ! 」
会社員時代によく先輩から言われました。やったことがない、スキルがない、時間がない。いろいろな理由をつけて、消極的になっていた僕に対して、「いま自分が持っているものを考えて、その中でできることを考えよう」と伝えたかったのでしょう。当時の僕には、とても響きましたし、必要な考え方でした。できないことを考えても仕方がない。この状況で最大限できることをやってみよう。始めてのことでも、前向きに挑戦できるようになりました。
そういえば、スクールを開校した当初も、通ってくれているお客さまのことを見ずに、新規お客さまの宣伝に走ってしまい、その結果、今いるお客さまが離れていったことも······。苦い思い出です。
「「今ないもの」について考える時ではない。「今あるもの」で、何ができるかを考える時である」
アメリカの小説家であるヘミングウェイは、このような言葉を残しています。「あれもない、これもない」と、ないものねだりをしていては、いつまでも満たされず幸せにはなれません。「建前で生きる人」は、今あるものでなんとかしようとします。ヤリクリ思考です。今あるものの中でできることを考えて行動するのです。
前の記事でも紹介した、「コントロールできることを考える」にも通ずることですが、自分ができることを考えて行動することは、問題を解決する上で大切なライフスキルです。しかし、ここには大きな落とし穴が潜んでいます。コーチングセッションの中で、このようなお話を伺うことがあります。
「お金が必要。だから、働く時間を増やす」
確かに働く時間を増やせば、給料は増えます。ただ、その反面、時間はなくなるし、疲れがたまるというマイナス面もあります。新しい資格や技能を身につけて、副業をしたり、転職をするということも、選択肢の一つとして考えられないでしょうか。
「時間が足りない。だから、趣味の時間を削る」
時間は有限です。限られている時間をどのようにスケジュールを組んで有意義に過ごすかという視点は重要です。ただ、時間を増やすという発想はどうでしょうか。自分でなくてもできることを誰かに任せる、コンピューターなどのツールを活用する、スキルアップすることで半分の時間でできるようにする、なども考えませんか。
「やりたいけど能力が足りない。だから、できる人に任せる」
もちろん、能力がある人に任せるということはいいアイデアです。でも自分がやりたいことなのに任せていては、いつまでたってもその能力は身につかないのではないでしょうか。
この三つの例に共通することは、「付け足す」発想が欠けていることです。問題を解決する時に、いま自分が持っている力の範囲内でなんとかしようと考えています。現状から大きく変化することなく、問題を解決しようとします。「お金がないから、(自分の技術を高めたり、新しい仕事を増やすことは考えすに)働く時間を増やす」「時間が足りないから、(時間を増やす方法を考えずに)趣味の時間を削る」「能力が足りないから、(能力を身につけずに)できる人に任せる」。
三つ目の例は、「できる人に任せる」と付け足す発想のようにも見えますが、自分がやりたいことにもかかわらず、「いまその能力がない」から任せるという発想なので、これはヤリクリ思考にあたります。この考え方では、本当に望んでいることが叶わないのです。
このようにヤリクリ思考だと、本質的な問題をマスクしたり、自分が我慢しないといけない状態がずっと続きます。現状の能力の範囲内で考えるので、新しい能力も身につきません。「建前で生きる人」は、我慢することがデフォルトになっていて、新しいなにかを加えるという発想が欠けています。変わることを怖れ、できる限り小さな変化でなんとかしようとする。本当にその我慢は必要でしょうか。自分を犠牲にしなくても、問題を解決する方法があるかもしれません。
ツケタシ思考とは?
「本音で生きる人」は、あるものをやりくりする思考を持ちつつ、ないものを付け足す視点で考えて行動します。いわゆる、ツケタシ思考です(僕が名付けました)。自分が持っている能力、時間、お金、人脈の枠の中で、問題を解決しようとするのではなく、理想のゴールに導くにはどうしたらいいかを考えて、できるだけ理想の状態に近づく選択をします。
「自由な時間を確保しつつお金を増やしたい」なら、新しい能力を身につけて自分の価値(時給)を高めて、働く時間を減らして給料を増やします。「お金が欲しい」なら、節約する方法だけではなく、どうやってお金を増やすのかを考える。「時間がない」なら、やりたいことを諦める前に、どうやって時間を増やすかを考える。現在の枠から飛び出して、ゴールの視点に立って、今やるべきことを考えるという問題解決の手法です。
このツケタシ思考で考えることで、現状の能力や常識に囚われない新しいアイデアが出てくるようになります。何かを得るために何かを我慢しなくてもいい。新しいものを付け加えることで、欲しいものを全部手に入れることができるようになります。新しい能力を身につけることで、問題が少なくなり、できることが増えていきます。しなくてもいい我慢は、しなくてもいい。それでは、どうやったらこのツケタシ思考ができるようになるのでしょうか? 3つのステップを紹介しましょう。
STEP1 理想の状態を明確にする
例:お金も時間も自由に使えるライフスタイル、病気にかからない健康な身体を手に入れる
STEP2 足りないものを抽出する
理想のゴールと現状を比べた時に、何が足りないのかを考える。何が満たされれば理想の状態になれるのか、です。目標を達成するために足りないものはなんですか。
例:お金、技術、時間、人脈、経験
STEP3 なにを付け足すかを考える
STEP2で明確になった「足りないもの」を、どうやって満たすかを考えます。
お金が足りない:お金を増やす(融資を受ける, 残業する, 副業する, 投資する, 支出を減らす)
時間が足りない:時間を増やす(優先順位の低いことを削る, ITツールを導入する, 人に任せる)
能力が足りない:能力を身につける(スクールに通う, 専門家と一緒にやる, 独学で学ぶ)
何度もお伝えしますが、あるものをやりくりする思考はとても大切です。自分の短所や欠点を嘆くよりも、長所や強みに注目することで、いまやるべきことに集中できて、自分の力が発揮できるようになります。ないものに不満を言うのではなく、あるものに感謝することも、毎日を穏やかに過ごす上で健康的な考え方でしょう。
それと同時に、あなたがツケタシ思考を身につければ、自分がコントロールできることが増えたり、新しい能力を身につけることで、悩むことや我慢することがなくなります。足りないからといって諦めなくていいのです。無ければ足せばいいのです。
何を付け足せば
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ライフスキルティーチャー
ミスターおかっち
▼おかっち活動実績▼
▼わたしの人生▼
僕の人生で起こったすべてを物語にしました。
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