ようこそ、大渓水です。
今回は寸法についてお話し致しましょう。
「風水は物の長さで吉凶を論じることがあります。」
【魯班尺(ろはんじゃく)】
この風水尺とも呼ばれるメジャーを考案したのは、
中国春秋時代(紀元前500年)の魯班と言われています。
目盛りは門公尺(上段)と丁蘭尺(下段)の二種類あり、
陽宅(住宅)用と陰宅(お墓)を測るものに分かれています。
例えば、門の幅が【財】の長さであるならば、
その門は財運を招くとされる吉祥の寸法になります。
厳密には屋外と室内で吉凶が変わることもありますし、
横幅だけでなく『縦/横/高さ』それぞれの寸法を考慮します。
また必ずしも長さが凶であったからといって、
それだけで全て風水が悪いと判断は出来ませんが、
他の悪い要素と重なりあった場合に凶事が多くなるようです。
●巒頭殺(形状などの凶作用)と一致・・・さらに【凶】
●理気殺(方位などの凶作用)と一致・・・さらに【凶】
私が風水鑑定を行った店舗の中に、
過去に勝手口より泥棒の被害に遭った店があります。
その裏口は玄空飛星のエネルギーで判断した時、
窃盗に関する凶星の影響を受ける方位に位置しており、
しかもその扉の横幅は760mm【害】で「災至」の寸法でした。
この場合の改善方法としましては、
玄空飛星の凶エネルギーを改善すると共に、
扉の内側に垂木を挿入し約7cm幅を狭めることで、
吉となる【官】の「富貴」に変更する対策を行いました。
ですから、初めから吉サイズを採用しておくことで、
凶を避け、その結果、吉を呼び込むことにつながるわけです。
既製品が多くを占める現市場の中では、
自由に寸法を選ぶことは出来ない場合が多いかも知れません。
ですが、もし物を買うときや作るときに、
幾つかの寸法の中からを選べるのであれば、
縁起のよい長さの物を手にしたいですよね・・・・・。
それではまたお会い致しましょう♪
今日もお読み頂きありがとうございました。
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