ようこそ、大渓水です。

こんな話しを耳にしたことはありませんか?



「今までは、ずっと順調だったのに??」

「何故こんな悪いことが、立て続けに起きるのだろう??」




出来事の良し悪しを総て風水の影響だと、

安易に信じてしまうことは、とても愚かなことです。

しかし、自身の力だけではどうしても防ぎきれないことや、

周囲からもたらされる悪しき影響は決して珍しいことではありません。



刻々と過ぎ行く時間の中、ある瞬間を境として、

それまでは順調に流れていたものをまるで遮断されたかのように、

突如として思いもよらぬ不幸な出来事を体験される方々は実在します。



それは過去の記事でご紹介したケースや、

前記事でも取り上げたように多くは調和を保てなくなった時、

それまでの不自然な歪みに対して元に戻そうとする力が働きます。




自然界においてはごく当然の作用として、

人間界では時に突発的な災禍として様々な事象が現れてきます。




今回ご紹介する内容は、

前々より一度は訪れてみたいと思っていた地域で、

先日関東出張の際に何とか暇を取り出向いた場所のことです。



そこは平成の大横綱である白鵬の連勝記録よりも、

数々のトラブルやアクシデントで日々紙面を賑わし続けている、

財団法人日本相撲協会のある両国国技館を風水で検証していきます。



$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~



通常、私が風水を鑑定する場合は、

現場を特定した後、周辺地域の探索を行います。

それを1時間や2時間でも気の済むまで止めませんので、

多くのクライアントには現場でひたすら待って頂くこともあります。

また、依頼者で私の動向に興味を持たれる方などは、

まるでTVゲームのRPGを再現するかのように付いてこられる人もいます(笑)。



正統な風水では、家屋の間取り図とだけをにらめっこをするのではなく、

その地域全体の地理的考察も行わなければならないことを知っていて欲しい。



そしてその日も2時間ほど歩き回っていたのですが、

何やらとてつもなく恐ろし気なものを発見してしまいました。



$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~

NTTドコモ墨田ビル(地上27階建て、建築物133.70m 、最高部156.0m)】



通常、高層ビルが建設されるだけで、

当然ながらそれまでにはなかったビル風を発生させることになります。

ビル風は時として街路樹を根こそぎ吹き飛ばす程のエネルギーを持ち、

周辺地域に及ぼす様々な影響については今さら説明するまでもありません。



ただこれだけの理由だけで、

それがとてつもなく恐ろし気なものだとは言えません。



本当の理由は、別にあります。



実はこのビル、都内でよく見かけるただの超高層ビルではなく、

風水の専門用語で言う殺(形殺)を発する超高層ビルだったのです!



その異様とも言えるデザインは、確実に周辺地区に対して、

恐ろしいほどの悪影響を及ぼしていることがすぐに看て取れます!!



$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~



上図を見て何が風水でいう形殺かを理解して頂いた方は、

すでにセミプロ以上の知識をお持ちの方であるか、もしくは、

この私のブログ記事シリーズを熟読して下さっている方だと思います。



良く分らなかったという方の為に、

もう少し分かり易く解説していきましょう。



福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~



この建物の四方をそれぞれA~D地点と仮定します。



下の写真はそのA~D地点よりビルの上方を写したものです。



A$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~  B$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~


C$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~  D$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~





この中に一つだけ不自然極まりない、

大変まがまがしい形状を帯びた地点
があることに気付かされます!






そう、それはDです!



風水で凶意を及ぼすには様々なものがありますが、

この鋭利な角の向かうことを尖角殺(せんかくさつ)と呼びます。



通常、建造物等の角から発する凶作用は、

90度より小さくなれば小さくなるほど凶意を強めます。



このD地点にある角度は約65度と、かなりの鋭角であり、

さらにはそれが約27箇所も上層へと連なっているのですから、

この超高層ビルの尖角殺が向かう先は大変な悪影響を受けてしまいます。


$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~  $福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~





ではこの殺気が放たれる先に、いったい何があるのか・・・・・





$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~


$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~


$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~


$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~



そこには昭和60年に蔵前から移転し、

新たに建設された両国国技館があります。



そしてそこが日本の国技を司る相撲協会の所在地となっているのです。



元々相撲と風水は密接なる関係があります。



【陰陽思想】

(陰)を四角形、(陽)を円形で表す。

$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~  $福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~





【五行思想】

東西南北を四神(霊獣)が司る。

$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~

 東(青房、緑色、春、青龍)
 
 南(赤房、赤色、夏、朱雀)

 西(白房、白色、秋、白虎)

 北(黒房、黒色、冬、玄武)



※昭和27年にそれまであった四本の柱を撤廃し、
 その代わりとして吊屋根に四色の房を下げることになった。



【八卦】

易の基本理念で森羅万象を表す。

$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~


 写真は八卦鏡。

 鏡の外環に先天八卦が記されている。




行司の掛け声で「はっけよい」は、この八卦からきている。





古代から神事として伝統的に受け継がれる相撲は、

世の中にある自然法則に従うことで人が天地の恵みを戴き、

天下泰平・五穀豊穣・子孫繁栄を願うという根底があります。




しかし今、科学の進歩と共に利便性だけを追い求め、

周辺環境との調和などは全く考慮されずに開発が進められ、

日本が世界に誇るべき伝統文化の礎さえも脅かされ続けています。




これまで協会の理事長職は初代から八代までが任務を全うしていたが、

第九代を継いだ北の湖理事長に始まり第十代武蔵川理事長と続けて、

任期途中で辞任しなければならなくなったのは、いったい何故なのか?




当然そこに協会内部の至らない部分もあったことは確かでしょうが、

僅か半世紀で国内有数企業に成長した会社の不調和なデザインにより、

遥か古事記を起源とする神事の存続さえ危ぶまれることになるとは・・・・・




では、平成16年(2004)に完成したその超高層ビルが、

前代未聞の不祥事の数々に影響していることを明かしたい。




【過去に不祥事で処分された力士と親方衆】

1>1985年  花籠親方(借金問題で降格・無期限謹慎)
2>1997年  前乃森(失踪問題で解雇)
3>2000年  6代高砂親方(弟子の死亡事故による監督責任で降格)
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
4>2006年  露鵬(暴行事件で出場停止)
5>2007年  旭天鵬(人身事故で出場停止)
6>2007年  朝青龍(仮病で帰国しサッカーを行い出場停止)
7>2007年  15代時津風親方(力士暴行死事件で解雇)
8>2008年  若ノ鵬(大麻所持で解雇)
9>2008年  露鵬(大麻吸引所持疑惑で解雇)
10>2008年 白露山(同上)
11>2008年 大嶽親方(弟子の大麻問題による監督責任で降格)
12>2008年 時津風部屋力士A(力士暴行死事件で解雇)
13>2008年 時津風部屋力士B(同上)
14>2008年 時津風部屋力士C(同上)
15>2009年 若麒麟(大麻取締法違反で解雇)
16>2010年 高砂親方(朝青龍の暴行事件で降格)
17>2010年 年寄木村(暴力団溜席手配で降格・部屋閉鎖)
18>2010年 元大竜川(暴力団溜席手配で譴責)
19>2010年 16代大嶽親方(野球賭博問題で解雇)
20>2010年 琴光喜(同上)
21>2010年 阿武松親方(野球賭博問題で降格)
22>2010年 年寄16代時津風親方(同上)
23>2010年 正副理事職以上全員(野球賭博問題による連帯責任で減給)
24>2010年 古市(野球賭博問題で解雇)
25>2010年 床山(同上)
26>2010年 松谷(野球賭博問題で出場停止)
27>2010年 若力堂(同上)
28>2010年 13代佐渡ヶ嶽親方(野球賭博問題で降格)
29>2010年 松ヶ根親方(同上)
30>2010年 雅山(野球賭博問題で譴責)
31>2011年 元横綱北の湖他39名(八百長問題で引退・退職勧告など)
32>2011年 元小結・海鵬(引退勧告処分拒否による解雇)
33>2011年 蒼国来と星風(同上)
34>2011年 元小結濱ノ嶋(酒気帯び運転で昇格見送り)

 ※2011.4月末現在 Wikipedia参照



1925年に協会が設立されてから、

2004年までの80年間に不祥事等で処分を受けた者は3名。



その後わずか5年で


★八百長疑惑
★時津風部屋力士暴行死事件
★現役力士の大麻服用事件
★横綱朝青龍の問題言動と引退騒動
★親方による暴力団幹部への斡旋問題
★野球賭博行為の常習化発覚
★八百長発覚



これらのスキャンダルを起こし、

100名近い関係者が何らかの処分を受けていることが判る。





また、このビル(建築物高、約133m)と、

両国国技館の最近となる地点までの直線距離が約160m。



高層ビルから放たれ殺気を受ける距離は、

前回の記事で紹介し人命にまで及んだ事例と合わせてみても、

ビルの実際の高さよりはるかに超えて影響していることが解ります。



国技館と香港総督府どちらにも共通していることは、

その中間に大きな道路や建造物等は存在していなかったこと。



つまりそれだけ殺気をまともに受ける位置関係にあったということです。



仮にこれが仕向けられたものではなく、

万に一つの偶然だということであるならば、

日本に数十万人いる建築設計士の方にはどうかもっと学んで頂きたい!



奇抜さを求め風変わりなデザインを紙に描くことと引き換えに、

様々な地域や場所で悪影響を被り続けるような人災が存在することを!!



当初ビル屋上に計画していた高さ100mもの電波塔は、

電磁波の危険性などを指摘する地域住民の反対により、

大幅に設計を短縮することで改善されたのでしょう!?





調和とは何か?

不調和とは何なのか??




携帯電話の電磁波で脳を矢られた現代人は、

そんなことさえ分からなくなってしまったのだろうか?





まだ終わりません。



ここまでの話しは空間における風水の事例。



もう一つ見落とせないことは、

ドコモビルが建つ方位との関係。



国技館から見て殺気を受けているのは寅(東北)方位。


$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~



目に見える巒頭殺(らんとうさつ)に、

目に見えない理気殺(りきさつ)が加わると凶意は増大します。




つまり形殺であるドコモビルの尖角殺に、

毎年めぐる凶方位が重なると被害は甚大となってしまいます。



東北方位に五黄殺が巡った2007年は暴行死事件、

寅方位に太歳が巡る2010年は未曾有の処分件数と、

時間が空間に及ぼす作用を決して侮ることは出来ません。






例えば、徳川家康から絶大な信頼を受け、

巧みな風水技術を駆使して一時代の繁栄を支えた南光坊天海。



元祖・四神相応の地理にある京の都に勝るとも劣らぬ、

江戸の町造りに風水の知恵を活かしたことはあまりにも有名な話です。



そんな天海和尚の最期の遺言は、

「家督を御三家の中で水戸藩より迎える時、

 徳川家の終焉を迎えることになるだろう・・・・・」


と、されています。



何故こういう理論なのかを説明すると、

江戸城から見て水戸藩の位置する方角は東北方位。


$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~



この東北方位は八卦で、

『静止』の象意を持つ
からであります。



奇しくも、永く繁栄を築いた江戸時代の最期の将軍は、

徳川御三家より選ばれた尾張でも紀州でもない水戸の慶喜公



水戸藩出身で家督を継ぐことになった最初で最後の人物です。



ここに「たられば」は必要ありませんが、

別の者が15代将軍になったことを想像してみると、

NHKが高視聴率を稼ぎ出す『龍馬伝』は存在しなかったかも知れません。



以上のように実例を挙げて参りましたが、

風水の真髄とは国・都市・町・建物造りに至るまで、

いかに自然界との調和を図れるかという知恵と技術を持ち合わせています。





「人の人による人のためだけのエゴ風水」などは在り得ません。






天地の理があってこそ初めて人間の生活が成り立つのであります。






先代が命を懸けて守り続けてきたもの。



相撲と風水。




これら伝統ある人智の結晶は、

古いものだからと切り捨てる訳にはいかない筈です。






目に見えるもの、見えないもの。






自然との調和を乱す時、それまでに折り重なった不自然な歪みが、

どのようにこの世界に働くのかを我々は学び続けなければなりません。






その学びから勝ち得た認識を知恵や技術、そして教訓として、

次なる世代に生かし受け継いでいくことこそが肝要なのであります。






もし願いが叶うのであれば、

どうかこの史上最悪な出来事に及び腰になるのではなく、

日本国技の新たな幕開けとなるうっちゃりを見せつけて頂きたい!






八卦の艮(東北)には、

他にもこういった意味もあるのだから・・・・・






革命・改革・改良・再起・復活







長くなりましたが最後までお読み頂きありがとうございました。



皆さまのご近所にも調和の取れていない建造物などがありませんか?



今回は不調和が何かをほんの一部だけご紹介しましたが、

まだ他にも風水で殺(形殺)と分類されるものは沢山あります。



その説明はまた別の機会に譲りますが、

それらを特定する時、何も難しく考える必要などはございません。



「何だか、これって嫌かも!!」



と、あなたが見て感じるものこそが殺(形殺)として、

あなたの家やその地域に対し悪影響を及ぼしている可能性があります。






それらを見て見ぬふりが出来ない方は、こちらまでご連絡下さい。



『大渓水のお悩み風水相談』





それらに対する風水の対処をどうすべきか、

僭越ではございますが私は指南できるものと自負しております。








もうずいぶんと長くなりましたので、

この辺でとりあえず終わりにしておきます。



「だってまだこの話には続きがあるのですから・・・・・」





今回取り上げた風水の影響に興味がある方は、

続編『朝青龍の呪いと日本相撲協会』で、またお会いしましょう。




 
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