海上自衛隊  そうりゅう型潜水艦「おうりゅう」進水


下の画像は同型艦「そうりゅう」

Photo by 海上自衛隊HP



2018年(平成30年)10月4日  

三菱重工業神戸造船所にて海上自衛隊 そうりゅう型潜水艦の命名式および進水式が実施された。

命名された潜水艦は「おうりゅう」

漢字で書くと(凰龍)となる。豊富な知識を持つ縁起の良い龍に因む。

そうりゅう型潜水艦としては11番艦となる。


従来型との違い

「おうりゅう」には従来のそうりゅう型で採用されていた鉛電池に代わり、新たにリチウムイオン電池が搭載された。

これにより水中持続性が向上したとされる。

長い間 予算の都合で搭載は見送られていた。

その他、従来のそうりゅう型に搭載されていたスターリング機関(潜航中も発電機を動かせる非大気依存機関)は外された。

リチウムイオン電池は鉛電池とスターリング機関を代替するものとされる。


潜水艦「おうりゅう」の配備先は現時点では未定である。


下の画像は同型艦「うんりゅう」

Photo by 海上自衛隊 HP



参考・引用元

・我が国の防衛と予算  平成27年度  防衛省  PDF版


・産経WEST(産経ニュース)

海自の最新鋭潜水艦「おうりゅう」進水式 神戸

2018年10月4日


・乗り物ニュース

そうりゅう型最新鋭潜水艦「おうりゅう」進水 初のリチウムイオン電池搭載  防衛省  2018年10月4日


・ Wikipedia