「恋する天の川ブーケ」七夕を前に七夕ぷちうんちく。 | 大森の花屋 大花園の花ログ

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店頭では「天の川の恋するブーケ」が好評です。明日の七夕を前に七夕ぷちうんちく。

七夕はじつは五節句の一つです。ちなみに七夕は文字のとおり7/7の夕方のことです。七夕行事は、中国に古くから伝わる牽牛・織女星の伝説から発達した乞巧奠〔きこうでん〕の行事に、日本古来の棚機津女〔たなばたなつめ〕信仰が混ざり合って形成されたものです。芸技が上達するように、出会いがありますようにという願いを詩歌にした短冊を竿竹にくくりつけると祈りが届くとされています。また7/7 には素麺を食べるという風習があります。疫病除けのために食べた「索餅(さくべい)」という菓子が原型とされていますが素麺を天の川に見立てたという説もあります。

そして有名な織姫と彦星の七夕伝説、販売戦略的には二人は恋人同士!といいたいところですが、じつは二人は別居中の夫婦です。結婚前は働き者同士でしたが結婚してから自堕落な生活に陥り、ついには行政(裁判所)の仲介により天の川の東西の両岸に別居を命じられてしまい、年に一回の面談が7/7に許されているという、なんとも現実にありそうなお話なのです😳
面談の際にはいろいろお金や権利のことを話し合っています。

ロマンもへったくれもないので、やっぱり恋人同士ということにして「天の川の恋するブーケ」をぜひ、好きな人にプレゼントしてください。