朝蜘蛛 | 佐藤 大樹 Daiju SATO  

佐藤 大樹 Daiju SATO  

書き綴ろうかと思います。
J’écrire pour les jours.

小さい頃に母に、午前中に見る蜘蛛は縁起が良いから殺してはいけないと言われてからずっと守っています。
だからと言って、その前は蜘蛛殺しを楽しんでいたわけではないですが、訳も分からず、何の効能があるのかも分からず今に至ります。
ふと思うのです。午後の蜘蛛も殺す理由はないのではと。タランチュラとかその他の毒持っている奴とは命の削り合いになってしまってもそれはしょうがないで すが。そしたら朝のタランチュラは衝撃的だろうなと思うのです。絶好の退治のチャンスも「いや~午後まで待たないとダメなんだよね…」これは大変。

と下らない話はさておき、自分で決めたことはさして守らない三日坊主も、小さい頃に親に言われた事を何十年も守れる自分がいると思うと何だか複雑な気分となるのでした。

佐藤大樹 Daiju SATO