本日も、穂吉のブログにお越しくださり、誠にありがとですっ

この数日、しし座流星群がピークなのと同時に、じつは先月から今月末にかけ、おうし座流星群も見れる状態だったようですぅ。 知らなかったですっ(^_^;)

ということで、今夜は、おうし座の神話をお届けさせていただくですよぉ。





地中海東部に面した フェニキア国

アゲノール王 には、三男一女がありました。

アゲノール王 のひとり娘 エウロペ は、

やがて大変美しい女性へと成長していくのです。



そんな美しい エウロペ を、

ひょんなことで垣間見てしまった 神々の王 ゼウス は、

この娘に、夢中になってしまったのです。



ある年の春、花が咲き乱れる野原で エウロペ は、

侍女たちとともに、花を摘んでおりました。

するとそこに 真っ白な牡牛 が一頭、突然現れたのです。



エウロペ は驚き、初めは怖いと思いました。

しかしただ、そこでのんびりと草を食むだけの 牡牛 に、

次第に興味を持ち始めたのです。

その 牡牛 はその辺りでは珍しく、色が美しい純白なのです。

その上、クリクリとした目がとても美しく愛らしいのです。



エウロペは、 その 牡牛 の美しさに惹かれ近づきました。

牡牛 はとても大人しく、顔つきもとても穏やかそうです。



エウロペ は、怖々手を伸ばすと

牡牛 の角にそっと触れてみました。

牡牛 はただ優しそうな目で、

エウロペ をじっと見つめています。

エウロペ は、牡牛 が暴れないか、

内心ヒヤヒヤしていましたから、

角を触っても抵抗されなかったことにホッとしました。

角の次に背中、それから横腹と身体を撫でてやったのです。

それでも 牡牛 は、おとなしく草を食んでいるままです。



「とても大人しい 牡牛 なんだわ。 それに人懐こそう。」

エウロペ は、侍女たちと共に、

この真っ白な 牡牛 に、花の首飾りや冠を作り、

首と角にかけてやったのです。



エウロペ は、この大人しい 牡牛 の背中に

突然、乗りたいと言い始めたのです。

それを聞いて侍女たちは、驚きました。

「危険だからやめてください」という、侍女たちの制止も聞かず、

エウロペ は、さっさと 牡牛 の背に跨ってしまったのです。



その時です。



真っ白の 牡牛 は、この時を待っていたとばかりに、

突然、もの凄い速さで走り出したのです。



実はこの真っ白な 牡牛 は、神々の王ゼウス

エウロペ を何としても娶りたいと想い、

魔法で変身した姿だったのです。



ゼウス は、エウロペ が、

自分の背に乗る時を待っていたのです。



ゼウス が変身した真っ白な 牡牛 は、

もの凄い速さで侍女たちを振り切り、走り出しました。

余りの速さに エウロペ は、

牡牛 の背中にしがみつくのがやっとです。

牡牛 は野山を走り、森を抜け、やがて海に出ました。

海にまで来て、やっとここで止まるのか?

と、思いきや、牡牛 はそのまま海の上を、

まるで地面を走る時と同じように、どんどん走り続けたのです。



やがて海を渡りきった牛は、クレタ島に到着しました。



エウロペ は、牡牛 が暴走している間中、

『この 牡牛 は、きっと本物の牛ではないわ。

 きっと何者かが、魔法で変身しているに違いない。』

そう考えておりました。

そして クレタ島 に到着し、やっと走ることを止めた 牡牛 に、



『あなたは、一体、何者なのですか?』

そう恐る恐る尋ねたのです。



ゼウスが変身した 牡牛 は、そう尋ねられ、

『すまなかった。 どうか怖がらないで欲しい。

 私は神々の王のゼウスだ。』

そう答えると、変身を解き、本来の自分の姿へ戻りました。



そして更に、

『美しいお前を一目見た時から、好きになってしまったのだ。

 どうかこの島で、私と共に暮らしてくれないか?』

と、エウロペ に愛を告白したのです。



『もしもお前が、私の愛に応えてくれるのなら、

 海の向こうに見えるあの土地に、

 愛しいお前の名を付けてあげよう。』



そう言うと ゼウス は、海の向こうの大きな陸を指さしました。



『まぁ、素敵ですわね。』

そう答えると エウロペ は、ゼウス の愛を受け入れたのです。



ゼウス の求婚を受け入れた エウロペ は、

その後 クレタ島

ゼウス との間に、3人の子を授かったのでした。



そして ゼウス は、 エウロペ との結婚の記念に、

自分が変身した 真っ白な牡牛 の姿を、

夜空にあげて、星座に加えたのです。

更に、海の向こう側の大陸に、

エウロペヨーロッパ)』と名付けたのでした。



おしまいっ。




長々と、読んでくださってありがとでしたぁ♪

また何かの時に、つづくっ。
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