世界中に夏は訪れなくなった。 作物は育たず、人の世界に争いが始まる。
やがて人々の心からモラルは失なわれ、悪と闇とが広がりを見せたのだ。
その悪に残忍な者共はますます共鳴し、闇はどんどん広がりを増す。
そして神々の光は・・・
しかし次の年にも、夏は来ませんでした。
春になっても、夏になっても雪が解けず、
地面は、凍ったまま。
植物と言う植物が、全く育たない状態が
「斧の時代」と呼ばれる冬から、ずっと続いてしまったのです。
そしてそのまま、秋の時季になり、
やがて2年目の冬・・・「狼の時代」・・・
後の世で、そう呼ばれる
「斧の時代」よりも恐ろしい冬が、やって来たのです。
狼の時代の冬は、食べ物を巡り、
世界中で、争いが起きてしまったのです。
国同士や、近隣の村同士の争いも起りました。
しかしもっと悲惨な争いも来たのです。
それは父が、息子を殺し、
兄弟同士も、お互いの血を浴びあったのです。
さらに母は夫を見捨て、自分の息子を誘惑しました。
兄弟たちは、自分の姉妹と寝台を共にしたのです。
そんな家族同士で、血をみる争いが起り、
人々の心は、猜疑心の塊りとなっていったのでした。
ここまで読んでくださって、ありがとでしたぁ♪
おしまいっ
