世界中に夏は訪れなくなった。 作物は育たず、人の世界に争いが始まる。
やがて人々の心からモラルは失なわれ、悪と闇とが広がりを見せたのだ。
その悪に残忍な者共はますます共鳴し、闇はどんどん広がりを増す。
そして神々の光は・・・




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人間の世界、ミッドガルドに、

いつもの年ならば、春が来て雪が融ける時季になっても

この年は、まだまだ雪が降り積もりました。



もう季節は、とっくに夏。

動物たちが活発に動き回る時期なのに、

温かい太陽は、その明るい姿を見せることがありません。



夏がやって来ない内に、季節は秋のころとなり、

全く植物が育たないまま、

斧の時代」と呼ばれる、

1年目の暗黒の冬が、忍び寄って来たのです。



この1年目の冬には、この「冬の斧」が、

多くの樹や植物を、立ち枯らせたのでした。



そして全く夏に植物が育たなかったため、

人々は貯蓄して置いた食べ物の全てを、

この冬の間に食べ尽くしたのです。



人々は、辛い冬の間中、

次の年には明るい夏が来ることを、夢見たのです。





ここまで読んでくださって、ありがとでしたぁ♪

おしまいっ
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