世界中に夏は訪れなくなった。 作物は育たず、人の世界に争いが始まる。
やがて人々の心からモラルは失なわれ、悪と闇とが広がりを見せたのだ。
その悪に残忍な者共はますます共鳴し、闇はどんどん広がりを増す。
そして神々の光は・・・
お話しの始まり 『北欧神話 1』 前回の記事 『ロキの捕縛(終)18』
ロキが真っ暗な洞穴に捕縛されてから、
いったい、どの位の時が流れたでしょう。
今、人間の国、ミッドガルドには、悲しみと恐怖ばかりが
毎日のように訪れていたのです。
狂暴な巨人たちは、人間の死体からもぎ取った爪だけで、
世界中の巨人が乗り込めるほど、大きな船を作ろうと、
それまで以上に、ミッドガルドにやって来ては、
人を襲うようになっていたのです。
神出鬼没の巨人たちは、
人間の世界の至る所に現れては、
集落を次々に襲い、根絶やしにして行きました。
勿論、アースガルドの神々は、そんな巨人に対し、
指を咥えて見ているばかりではありません。
雷の神トールは、人間界や、
巨人たちの国ヨーツンヘイムへ出掛けては、
今まで以上に、巨人退治に力を注ぎました。
他の神々も同様に、ほうぼうに散らばっては
巨人たちを退治し続けたのです。
ここまで読んでくださって、ありがとでしたぁ♪
おしまいっ
