海神エーギルの館で、アース神たちに怒りをぶつけたロキ。
そのロキに、アースガルドでの生活にピリオドが打たれる時・・・
お話しの始まり 『北欧神話 1』 前回の記事 『ロキの捕縛 13』
ロキを探しにやってきた神々の一行は、
今、人間の世界、中つ国、ミッドガルドに居るのです。
そのミッドガルドの中でも、今いる場所は、
ごつごつとした岩だらけの、不毛の大地なのです。
神聖な場所などは、何処を探しても
この周囲には、皆無なのです。
そして何よりも神々は、
今までのロキの余りに多すぎる罪に対する罰を、
ロキ自身への復讐と云う形で求めているのです。
ロキに罰を与えることにした神々の一行は、
再び二手に分かれました。
雷の神トールと数名の神は、うす暗い洞穴を見付けると、
その洞穴の中にロキを連れて入って行きました。
その洞穴の中には、大きな蝙蝠が無数に行き交っていました。
それから天井からは、大きな鍾乳石が無数に垂れ下がっており、
そこから冷たい水が、ぽたぽたと滴り落ちる、
なんとも不気味で、なんとも陰気な洞窟です。
一方の神々は、トールたちがロキを見張っている間に、
ロキの従順な妻、女神シギュンと、ロキの間に生まれた、
2人の息子たち、ヴァーリとナルヴィを探したのです。
やがてこの2人の息子を見付けた神々は、
魔法を使い、ヴァーリを狼の姿に変身させました。
ここまで読んでくださって、ありがとでしたぁ♪
おしまいっ
