海神エーギルの館で、アース神たちに怒りをぶつけたロキ。

そのロキに、アースガルドでの生活にピリオドが打たれる時・・・




お話しの始まり 『北欧神話 1』    前回の記事 『ロキの捕縛 2』





やがてロキは、巨人の国に居ることに飽きてきました。

飽きると同時に、このままだと

アース神たちに、見付ってしまうとも考えたのです。



もしも見付ってしまったら、

一体どのような仕打ちが待っているかと思うと、

余りに恐ろしく、

ロキヨーツンヘイムを離れることにしたのです。



そこでロキは、人間の国、ミッドガルドへと向かい、

その中でも、遠く離れた

人気の全くない海の地方へと向かったのでした。



そんな人気のない場所に来ながら、なお周囲に気を配り、

誰も近づけない場所をロキは探したのです。



そしてとうとう、誰も歩いては来られない場所を

ロキは発見したのでした。



そこは目の前は海。

激しい荒波が、打ち付ける切り立った崖。

草も木も全く生えていない、ごつごつとした岩場。

その岩ばかりの崖の奥には谷があり、

その谷には水量の多い、フラーナングの滝がありました。

ごうごうと轟く滝が落ちる、崖の途中には、

人が1人住めるほどの窪みがありました。

そのくぼみを見付けたロキは、

そこに隠れ家を作ろうと、思いついたのです。



ロキは、棲家を作る為に、

谷の周辺に転がっている大きな石や岩を

何度も何度も、崖の窪みに運び上げ続けたのです。




ここまで読んでくださって、ありがとでしたぁ♪

おしまいっ
ペタしてね