海神エーギルの館で、アース神たちに怒りをぶつけたロキ。
そのロキに、アースガルドでの生活にピリオドが打たれる時・・・
やがてロキは、巨人の国に居ることに飽きてきました。
飽きると同時に、このままだと
アース神たちに、見付ってしまうとも考えたのです。
もしも見付ってしまったら、
一体どのような仕打ちが待っているかと思うと、
余りに恐ろしく、
ロキはヨーツンヘイムを離れることにしたのです。
そこでロキは、人間の国、ミッドガルドへと向かい、
その中でも、遠く離れた
人気の全くない海の地方へと向かったのでした。
そんな人気のない場所に来ながら、なお周囲に気を配り、
誰も近づけない場所をロキは探したのです。
そしてとうとう、誰も歩いては来られない場所を
ロキは発見したのでした。
そこは目の前は海。
激しい荒波が、打ち付ける切り立った崖。
草も木も全く生えていない、ごつごつとした岩場。
その岩ばかりの崖の奥には谷があり、
その谷には水量の多い、フラーナングの滝がありました。
ごうごうと轟く滝が落ちる、崖の途中には、
人が1人住めるほどの窪みがありました。
そのくぼみを見付けたロキは、
そこに隠れ家を作ろうと、思いついたのです。
ロキは、棲家を作る為に、
谷の周辺に転がっている大きな石や岩を
何度も何度も、崖の窪みに運び上げ続けたのです。
ここまで読んでくださって、ありがとでしたぁ♪
おしまいっ
